竹中直人「119」の世界

竹中直人はお笑い芸人、俳優としての印象が強い人です。ですが、彼は自らメガホンを取り多くの映画を監督しています。その中で名作のひとつといえるのが「119」でしょう。


海辺の街の消防署が舞台

竹中直人の監督デビュー作は1991年の「無能の人」です。これはつげ義春の漫画を原作としたもので、作品冒頭にはつげ本人も出演しています。続き1994年に公開された監督第二作が「119」です。本作は特定の原作を持たないオリジナルな作品として知られています。舞台は、18年間火事が起こったことがない海辺の街の小さな消防署が舞台の話です。

淡い恋の話

主演を務めるのは赤井英和です。無骨でぶきっちょな男を演じています。火事が起こったことのない海辺の街、そこへ東京の大学からカニの研究をするために美女がやってきます。もてない消防署員たちは、たちまち彼女に惚れ込んでしまい、ドタバタが起こるという話です。

脇役がいい

「119」には竹中直人自身も出演していますが、脇役も豪華です。映画監督して活躍する塚本晋也が普通の青年役で出演していたり、今よりも髪の毛がある温水洋一がいたり、あるいは若き日の浅野忠信や津田寛治の姿もあります。90年代の日本映画のゴールデンキャストがそろっている映画であるといえるでしょう。

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