渡辺文樹とは誰か?

渡辺文樹という映画作家がいます。渡辺文樹の映画は、映画館でお金を払って見るものではありません。時には上映情報さえ明らかになっていないものです。渡辺文樹とはどのような作家なのでしょうか?


スキャンダラスな作家

渡辺文樹は福島県在住の映画監督です。大学在学中から、自主制作で映画を撮り始めました。そして、商業映画『家庭教師』で1987年にデビューします。これは、大学生の時から続けている家庭教師のアルバイトで、教え子の女子学生と関係を持ってしまったことを赤裸々に告白したものです。続く『島国根性』では、田舎の古臭く濃厚な共同体を描きます。さらに『ザザンボ』においては福島県で自殺した少年の背景を追うものです。渡辺文樹自身が関係者を直撃していきます。その様は、まるで往年の「電波少年」のアポなしロケや、マイケル・ムーアの突撃シーンを彷彿とさせます。その後は自主制作映画で、反権力や政治の暗部を暴く映画を撮り続けています。

告知はチラシ

渡辺文樹は自らフィルムを持って、公民館などを使って上映会を行っています。その最中において、ダンボールに貼り付けられた巨大なポスターを電柱にくくりつけていきます。そのポスターを見たならばふらっと渡辺文樹がやって来る証拠となるのです。まるでスナフキンのような人です。

渡辺文樹という映画監督は、過激な作風で知られます。自ら監督したフィルムを持って全国を上映に回っています。告知はインターネットなどは使われず、手書き文字の入ったポスターが電柱にゲリラ的に括りつけられることによって行われています。

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