韓流映画とは何か? 江頭2:50の映画論

韓国ドラマで有名な「冬のソナタ」。韓国の映像作品イコール「冬のソナタ」みたいな、ベッタベタの古いラブストーリーばかりだと思っている人は多いでしょう。しかし、韓流映画は「冬ソナ」を超える特徴があるのです。


■エガちゃんおすすめ韓流映画「ラブストーリー」

これから紹介する「ラブストーリー」は「冬ソナ」みたいな映画だけど、面白いのです。なにが面白いって「泣かせるためならなんでもする」ところです。もう、凶器出しまくりなんです。どんな凶器を使ってるかというと、まず「ラブレターの代筆を頼まれた人が、その相手に惚れてしまう」という設定です。さらに友人の自殺、ベトナム戦争、失明する、親父の死…と、立て続けに不幸が押し寄せます。

結局のところ、「冬ソナ」や、山口百恵の「赤い」シリーズと同じと言えば同じですが、「冬ソナ」や「赤い」が半年や1年かけて描く不幸の数々を、2時間のなかにパンッパンッになるまで詰め込んでいるところがポイントです。しかも、その物語のタイトルが「ラブストーリー」(笑)。観ている途中、切ないのを通り越して、思わず笑っちゃいます。普通、ここまでやるかよ! 

■過剰さこそが韓国映画の特徴

この「過剰さ」こそが、韓国映画の特徴です。不幸な人物を描くときは「ラブストーリー」みたいに容赦なくヒドい目に遭わせます。暴力表現についても、血、ゲロなどなんのためらいもなく見せます。たまにドン引きすることもあるけど、あの激しさ、熱さは日本映画やハリウッド映画では、そうそう観せてもらえません。

それに、韓国は朝鮮半島。北朝鮮との国境である38度線のことなど、現在進行形で国際問題があります。だから「シュリ」、「JSA」、「シルミド」のような「お家芸」とも言うべき、韓国にしか撮れない映画があるのです。とはいえ、韓国映画が日本でジャンジャン公開されるようになったのは、それこそ「冬ソナ」ブーム以降です。だから「ラブストーリー「」38度線物以外にも、まだまだ宝物が眠っているのです。

■韓国映画の発掘作業は楽しい

エガちゃんいわく、韓国映画の発掘作業はホントに楽しいとのことです。

「あっ、こんなの見っけ!」
「えっ、こんなのがあったの?」

って一本一本に新鮮な驚きがあるのです。現に、「オールド・ボーイ」という、エガちゃんの生涯でベストテンに入る一生モノのお宝映画に出合っています。「殺人の追憶」、「オールド・ボーイ」級の宝物映画です。

エガちゃんにここまで韓国映画をすすめられると逆に見てみたくなりますよね。本書ではエガちゃんがおすすめの映画情報もたくさんあります。

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