8センチシングルなくなった理由は?

世の中にあふれているあらゆるものから、その人の世代がおのずとわかってしまうという現象はあるでしょう。ある世代以上にはおなじみであっても、ある世代以下にはまったく知られていないといったものがあります。そのひとつが8センチCDでしょう。

消えてしまった?

8センチCDは、通常サイズのCDよりも小さいサイズのものです。シングルと呼ばれる曲とカップリングの曲の2曲程度が収録されていました。このシングルCDが、100万枚、200万枚も売れていた時代があったのです。それが90年代であったといわれていますが、いまからしてみると遠い時代の記憶のようにも思えますね。この8センチCDはなぜ消えてしまったのでしょうか。

サイズの問題

8センチCDが作られた理由は、それ以前のレコード文化とも関係しています。シングルCDにあたる7インチのレコードが、ちょうど8センチCD2枚分のサイズであったために、レコードを並べていた棚に、そのままシングルCDを並べることができました。陳列する商品の仕様が変わってしまえば、それを並べるケースごと変える必要がありレコードショップ、のちのCDショップにとって負担になってしまいます。その負担をなくすための措置として8センチCDが作られたと言えるでしょう。

収納が難しい

ただ売る側は利便性があったとしても、収集する側としては、うまく並べることができないといった問題があり、自然とすたれてゆきました。