「BUZZ」とは何か?

かつて「BUZZ」という音楽雑誌がありました。ロッキングオン社から、1997年に創刊されたものです。


新しい音楽雑誌

「BUZZ」はすでに「ロッキング・オン」や「ロッキング・オン・ジャパン」といった音楽雑誌を発行していたロッキングオン社から創刊された雑誌です。すでに音楽雑誌を持っているのに、なぜ新しい雑誌を創刊する必要があったのでしょうか。「BUZZ」のコンセプトを立ち上げたのは、当時「ロッキング・オン」の編集長だった増井修です。彼が記した自伝的な語りおろし本「ロッキング・オン天国」(イースト・プレス)には「BUZZ」のコンセプトが記されています。

音楽以外の要素を入れる

「BUZZ」で力を入れたかったのは、音楽および音楽以外のサブカルチャー全般を取り扱うというものでした。それは漫画であり、映画であり、テレビ番組でありといったものです。「BUZZ」の読者層である、10代から20代の若者が興味を持ちそうなものなら、とりあえず取り上げるというのが「BUZZ」だったのです。「ロッキング・オン天国」において「BUZZ」の新しさのひとつとしてライターに鶴見済を起用した点をあげています。「完全自殺マニュアル」の著作で知られる鶴見は当時レイヴと呼ばれる音楽ムーブメントにはまっていました。海外まで取材に出かけるほどです。レイヴで流されるテクノ、トランスミュージックも、新しい音楽として「BUZZ」で取り上げる対象となっていたのは確かでしょう。

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