「奇跡の地球」とは何か?

1900年代は日本の音楽シーンにおいて多くの名曲が生まれました。その中で、奇跡のコラボレーションが実現したのが、Mr.Childrenの桜井和寿と、サザンオールスターズの桑田佳祐によるコラボレーションシングル「奇跡の地球」です。


エイズ撲滅キャンペーン

この曲は、根本的な治療が見つかっていないエイズ問題をめぐり、地球の未来を考えるため両者が知恵を出し合ってつくりあげた曲です。エイズ対策の世界的なキャンペーンである「Act Against Aids」(AAA)へ賛同する形で作られ、売上はすべてユニセフを通じてエイズ基金へ寄付されました。

格安のシングル

この曲は、短冊型のシングルとして発売され、定価は700円税込でした。当時のシングルCDは1000円が通常の価格でしたので、格安だといえます。このCDは、表題曲とインストの2曲のみが収録されたシンプルな構成でした。ジャケットは、宇宙空間から見たぽっかりと浮いている地球の姿を映し出したものです。非常にシンプルでありながら、メッセージ性の強い音楽であったともいえるでしょう。さらにこの曲は、Mr.Childrenが所属するトイズファクトリーと、桑田佳祐が所属するビクターエンターテイメントのレコード会社の垣根をこえてリリースされた曲でもありました。いまここでこの音楽を作らなければならない、という強い使命感に裏打ちされたものであったともいえるかもしれません。

    
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