ラスボス降臨! 小林幸子がコミケに参加したそのワケは

歌手の小林幸子さんが「コミックマーケット86」に参加しました。頒布したCDは完売、買えなかったお客さんに握手するなど、さすがの対応の良さは話題となりました。それにしても大物歌手の小林幸子さんはなぜコミケに参加したのでしょうか。


創作者としての気持ちが参加を決めた

小林さんは公式サイトに、コミケに参加した動機をこのように綴っています。「伝統と歴史あるクリエイターの創作発表の場としてのコミケという場所に、創作者個人として純粋に参加したいと感じ」たそうです。

小林さんは以前からボカロのカバーをニコニコ動画の「歌ってみた」カテゴリににアップし、再生回数は1万を余裕で超えていましたが、彼女のボカロ曲カバーを楽しんだ多くのユーザーにとっては待望のCD発売だったと言えそうです。

不遇が続いた小林さんの2011年から2012年

2011年から2012年は小林さんにとっては辛いことが続いた年でした。2011年は東日本大震災で故郷の新潟も大きな被害に見舞われましたが、被災者のために岩手や福島、宮城へ慰問し、日本財団から「被災地で活動した芸能人ベストサポート」として表彰されるほどの活躍ぶりでした。

2012年は長年、事務所経営を任せてきたビジネスパートナーとの決別、レコード会社との契約解除、そして大晦日の紅白歌合戦からの落選と不遇が続き、歌手としての重要なフィールドを失ったかに見えましたが、インディーズとして発売したCDは最高で2万枚を突破しました。

現在は、個人事務所に所属し、自社レーベルの「サチコプレミアレコード」からアルバムを発表しています。

プロの歌手として完璧なファン対応との声が

コミケ86では、参加の配置は初参加にも関わらず、人気サークルと同様の壁サークル扱いでしたが、予想通り小林さんのCDを求める列が会場の外にまで続き、1500枚用意されていたCDはわずか2時間40分で完売しました。本人も想像以上の成果となったのではないでしょうか。また、購入出来なかったファンの一人一人と握手をしたという対応は、さすがという声もあがりました。小林さんのこれまでの経歴からすれば、コミケ参加は地道な活動にも思えますが、それも厭わず、むしろ楽しんで参加している様子が見受けられます。厳しい芸能界を生き抜いてきた人はやはり違うということですね。

事務所とレコード会社の力がなければ、表舞台に出ることは難しい世界です。それでも埋もれることなく、小林さんの歌手としての魅力と能力がなければ、ここまでの盛り上がりはなかったことでしょう。

    
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