音楽の98年世代とは何か?

音楽においては、さまざまなくくりがあります。そのひとつとして1998年世代という呼ばれ方があります。これは、1998年前後にデビュー、もしくはブレイクを果たしたミュージシャンをさします。


誰が含まれるのか?

日本における1998年世代のミュージシャンとしては、ナンバーガールや、くるり、スーパーカー、中村一義などがあげられます。さらに、椎名林檎を加えても良いでしょう。このほかにはプリスクールや、WINO、ZEPEET STOREといったバンドも加わるかもしれません。ですが、これらのバンドは、音楽性もバラバラならば、デビューの年代もきっちり1998年というわけではありません。インディーズで活躍していた期間もありますから、それぞれのキャリアは共通しているわけではありません。それでも1998年世代とくくられるのにはどのような理由があるのでしょうか。

洋楽のバックグラウンド

これらのバンドは同時期の洋楽の影響を強く受けている点があげられます。イギリス(UK)の音楽、あるいはアメリカ(US)の音楽の影響が色濃く、自身の音楽に取り込んでいったといえるでしょう。中にはコード進行などがそっくりな曲もあり、いまのネット基準ならば「パクリ」となってしまうのかもしれませんが、それだけ日本のロックが萌芽期にあったともいえるのです。

若いバンドだった

さらに、これらのバンドは皆、若いという点に共通項がありました。例えばスーパーカーは、デビュー時にはみな18歳から19歳のメンバーでした。デビュー作『スリーアウトチェンジ』はそのみずみずしい感性が多くの人に感動を持って受け入れられました。若い感性が1998年世代のひとつのキーワードであることは確かでしょう。

    
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