重量盤レコードの意味

いまや音楽業界は空前のアナログレコードブームだといえます。過去の作品がアナログ化されることもあれば、新作をアナログとして発売する例もあります。なぜここまでアナログレコードがブームとなっているのでしょうか。その背景には、配信を主体とする無形のものとなりつある音楽の世界において、ものを具体的に所有したいという欲望が出ているためといえるかもしれません。


重いレコード

こうしたアナログレコードの中で、重量盤を強調するものがあります。180グラム、あるいは300グラムといったものもあります。重いレコードはどういった意味があるのでしょうか。

安定した再生のため

通常のレコードの重さは、130グラム前後といわれています。国やメーカー、生産された年代によってその重さは違ってきます。180グラムとなると、それより50グラムほど重いことになります。レコードが重くなることによって、ターンテーブルの回転が安定するようになります。レコードは古いものや傷がついたものを再生すると、音飛びなどが起こりますが、重いレコードほどそうしたリスクが少なくなり、安定したレコードの再生が可能となるのです。針とレコードの溝の接触も安定します。

    
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