シェラックレコードとは?

現在、音楽業界はレコードブームです。アナログなレコードに物理的に保有することのできる喜びといったものが見出されているのかもしれません。そうした傾向は、これからも続いていくことでしょう。

シェラック?

このレコードというのは、現代では塩化ビニールが用いられています。そのため極端な熱に弱いといった特徴があります。直射日光が当たる場所に保管しておくとレコードが曲がってしまうといったこともありますね。しかしながら、かつては違う素材が用いられていました。それがシェラックです。

虫の素材?

シェラックとはカイガラムシが分泌する成分を精製して作られた樹脂でした。これがSP盤に使われていました。黄色から褐色の個体ですが、これを精製することによって白色、透明になるものでした。塩化ビニールの場合は燃やすと有害物質が出ますが、こちらのシェラックは人体には無害なものでした。この点においては安心でしたね。

リサイクル可能?

さらにシェラックレコードは一度溶かせば、リサイクルが可能でした。古いレコードから新しいレコードを精製することもできたのです。しかし、こうした利便性がある分、一度録音したものの、リサイクルによって失われてしまった音源もあります。こちらは、良し悪しがありそうですね。それでも自然の素材を使っているわけですから、ある意味では究極のエコ素材であるとも言えるのではないでしょうか。