shingo2の「緑黄色人種」の衝撃

shingo2というヒップホップのミュージシャンがいます。ヒップホップというと、強面の男が、スリリングでバイオレンスが世界を歌い上げるという印象が強いかもしれません。ヒップホップを聴いてみたいけれども、暴力的なイメージが苦手、という人も多いでしょう。しかし、そんな人たちにおすすめなのがshingo2です。


デビュー作の衝撃

shingo2は日本ですが、中学から大学までアメリカで過ごしています。多感な時期にアメリカで過ごしたことによって日本人でありながら日本人と異なる思考、感性を持つようになったのでしょう。ファーストアルバムの「緑黄色人種」にその内容は色濃く反映されています。この人を喰ったようなタイトルも、自分が黄色人種としてアメリカに渡り、その中でさまざまな価値観が混ぜ合わされて、緑黄色という得も言われぬ肌の色を生み出したということなのかもしれません。

このアルバムに収録されている「星の王子様」は地球に生まれた王子が、青年期において旅をしてゆく話です。行く先々の星で友人に出会い、地球は「空気がありすぎてパンクした星」として扱われています。おそらくずっと未来の話なのでしょう。環境問題や人との交流など、普遍的なテーマがファンタジックな世界観で扱われています。「緑黄色人種」は1999年にリリースされました。

世紀末の混沌の中でまっすぐなメッセージはとりわけ目立ちます。

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