ワールドミュージックとは?

ワールドミュージックという言葉があります。非常にあいまいな言葉であり、多様な意味を持つ言葉ですが、ワールドミュージックの定義をあらためて考えてみましょう。


洋楽でも邦楽でもないもの?

ワールドミュージックの定義としては、もともとは学術の世界において、西洋ではない音楽を総称する言葉として使われました。具体的にはアジアやアフリカの音楽というものです。ブラジルなどのラテンアメリカの音楽も含まれるでしょう。それが商業の世界に輸入されるようになると、日本の場合はロックやポップスなどの西洋の音楽、さらにそれの影響を受けた日本の音楽以外のものを総称してワールドミュージックと呼ばれるようになります。日本の音楽においても三味線や琴、あるいは雅楽のような純邦楽と呼ばれるものや、沖縄やアイヌなどの音楽もワールドミュージックに含まれるでしょう。

批判もある?

一方で、非西洋的な音楽を一括りにしてしまうワールドミュージックの定義には批判的な視線もあります。レアグルーヴと呼ばれる言葉も同様でしょう。ワールドミュージックの、ワールドは西洋の視点に基づくものであり、レアグルーヴのレアも解釈する側の視点に基づくものです。一括りにしてしまわずに、それぞれの地域の音楽にきちっと目を向ける必要もあるといえるかもしれません。

    
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