雑誌の年末年始特大号はなぜ「大味」なのか

年末が近づいてくると、書店には雑誌の年末年始特大号や合併号などが並びます。テレビ雑誌などはいつもより分厚い作りであり、さらに普段は見られないような人のインタビュー記事や特別企画などが多くあってつい手に取ってしまいます。しかし中をみると、ちょっと大味で雑な作りという印象を受けるものも少なくありません。


年末進行

実は出版業界にとって、年末は一番忙しい時期にあたります。なぜならば年末年始は印刷所や流通のトラックなどが休んでしまうため、その前までに雑誌作りを進めなければいけません。そのため、複数の雑誌を同時に作るということになるのです。しかし編集部の予算も人数も限られています。結果的に、いつも見ているものよりはアバウトで大味な作りものが現れるということになります。

「普段」を見よ

週刊誌などでも2週分をまとめて出す合併号となるため、速報性のあるスクープよりも、今年の物故者を振り返る企画などが登場します。さらにワイド記事といって、小さい小ネタが次々と打たれるような構成を取ることもあります。読み物としては面白いのですが、やはり大きなスクープというべきものではないので少し物足りない気がします。

年末年始にヒマだからといって雑誌を手にとって、大味であっても、それは雑誌のクオリティとイコールではありません。是非、普段の雑誌も手に取ることをおすすめします。

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