ビートたけしのオールナイトニッポンの何が新しかったのか?

「正月やモチで押し出す二年グゾ」これはビートたけしのオールナイトニッポンの初回放送の文言です。以降10年にわたって日本中の若者を夢中にさせる番組がここから始まりました。


たけしの何が新しかったのか?

ビートたけしは深夜ラジオにさまざまな革新をもたらしました。一つは、建前から本音というべきものでしょう。オープニングトークでは「これはみなさんの番組ではありません。私の番組です」と宣言がなされます。70年代に若者の間でブームとなった深夜放送のしゃべり手がフォークソング歌手などに占められていました。番組内では実際に弾き語りなどのコーナーもありました。さらにリスナーからの恋愛相談や、生活相談など人生相談が寄せられ、フォークシンガーたちが生真面目に答えるという場面も見られました。深夜ラジオは君たちの番組だというメッセージを彼ら彼女らが発していました。

そんな偽善的なメッセージに対する本音の暴露として「これは私の番組です」とビートたけしは高らかに宣言したのです。番組の内容は、自分の女性遍歴の話や、所属事務所の副社長の話、あるいは世間への愚痴文句、出身地である足立区、芸人修行をした浅草トークなど個人色にあふれたものでした。

以降ビートたけしのオールナイトニッポンは10年間にわたって続くことになります。最後の方は、ビートたけしと若手の弟子たちの掛け合いも見られるようになりました。

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