TBSラジオとサブカルチャー

TBSラジオが、ポッドキャストサービスを2016年6月30日をもって終了することが発表されました。TBSラジオのポッドキャストは、世界的に見てもかなり聴かれているポッドキャストでした。今後は、自社サービスであるTBSラジオクラウドに移行します。


なぜポッドキャストが中止

これほど聴かれているのになぜTBSラジオはポッドキャストを終了せざるを得なかったのでしょうか。それには、数は多いけれども誰がいつどのように聴いているかわからないため、ピンポイントで広告を出せないというデメリットがありました。マネタイズができなかったというのが一番の理由なのです。

サブカルチャーと親和性が高い

TBSラジオはサブカルチャーと親和性が高い番組を多くそろえています。平日昼の帯番組であった「ストリーム」は“聴く雑誌”を標榜し、出版界で活躍するサブカルチャー的な人材を起用していました。小説の紹介には書評家の豊崎由美、音楽の紹介にはライターの佐々木敦が起用されていました。

さらに「文化系トークラジオLife」では、学校のサークル部室のおしゃべりのような空間を目指して、社会学者の鈴木謙介以下、速水健朗や津田大介などカルチャー方面に強い書き手を、しゃべる側の人間として多く起用してきました。ライバルのニッポン放送よりも、コンパクトでありながら、人選がディープというのがTBSラジオの魅力なのかもしれません。それは、メインに対するサブカルチャー的な性格を帯びているものだとも言えるでしょう。

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