有吉のお金哲学

ドン底から這い上がった芸人有吉弘行。そんな有吉さんにはドン底を知っているからこそのお金の哲学があります。有吉弘行のお金哲学を紹介します。


■入った金は出すな

それが鉄則です。いつ仕事がなくなるかわからないような今の世の中で、景気よく金なんか遣ってたら自分で自分の首を絞めるようなもんです。自分から進んでどん底生活に落ちていってるようなもんです。残高は心の余絡のバロメーターです。とにかく、入った金は出さない。残高100万円は死守する。それが自分を守ります。

いざというときのために「逃げ道」を作っておくのって大事ですよね。たとえば勤めてた会社が潰れても、「俺はこっちでも生きられるから」って思えれば慌てなくて済むんで。会社にリストラされたとしても、「いい、いい、俺はこっちの仕事があるからいいんだよ」って気持ちになれるし。

自分の収入とか見せちゃいけないんですよ。普通はミエ張って多めに言ったりしがちですけど、そこはまったく逆です。過小評価されるようにしなきゃいけないんです。本当はもっともらってるけど、「そんなにもらってないです、大変なんですよ」ってところを見せとかないといけないんですよ。収入とかでミエ張る必要は一切ないですよね。そうしないと、結局無駄金遣うことになるんですよ。なんかメシ喰ったり飲みにいったりしても、すぐに「ごちそうさま」って言われて払わなきゃいけないハメに陥ったりとか、無駄に後輩におごらなきゃいけないとか、なんだかんだで出ていく金が増えていくもんなんですよね。そうならないためにも、自分がもらってる収入は絶対に見せないこと。「俺も大変なんだ」ってアピールすることです。

「寂しいから」って金遣うのが、一番無駄遣いだなって思います。外で飲まなきゃいいんです。寂しいと思わなきゃいいんです。「寂しい、寂しい。って言ってるけど、そんなに寂しくもないよな」ことに早く気付いてほしいです。

■後輩に目をかけるぐらいなら先輩にかわいがられろ!

目をかけてた奴がやめちゃったときのショックがデカイんですよね。目をかけるってことは、そいつのために時間かけた分だけ、金かけた分だけ、やめたときのショックが大きいんですよ。時間も金も無駄になっちゃうし。そういうリスクは負わないほうがいいんです。だからもし後輩育てるにしても、1から育てる気はないです。8ぐらいから育てる。8だとあと2育てればいいんで。8からでも10になったときはそれなりに感謝してくれるし、恩も売れるっていう。費用対効果で言えば、それが一番いいですよね。実際、やめちゃうヤツっていっぱいいるんですよ、芸人でもサラリーマンでも。後輩ってアテにならないんですよね、いつやめるかわかんないんで。

■人の金で飲むときは「仕事だ」と思え

人の金で飲むときは「仕事だ」って思わなきゃいけないんですよ。人に金出してもらってる限りは、「楽しもう」なんて思っちゃいけないんです。

やっぱ金出す限りはどっかで偉そうにしてるんですよ。表には出さなくても。「いいぞ、今日はなんでも言っていいぞ。無礼講だから」って、この無礼講ほど危ないものはないですから。無礼講っていうときほど無礼講じゃないっていう。そこでヘタに文句言おうもんなら、「なんだ、こいつ!」って睨まれますから。会社で自分の立場が悪くなるだけです。そこはちゃんと自分の立場をわきまえて、ひと言も文句なんか言っちゃいけないと思いますね。

有吉さんの場合、嫌いなヤツと飲みにいったら、自分からは何も発信せずに、ニコニコしてただそいつの話を聞いて、適当に相槌打ってます。自分の意見は言わないです。へたに自分の意見言ったりすると、「なんだよ!」になったりするんで。だいたいもともと嫌いなんで、何か言うとトゲがあったりするんですよね。だから自分の意見なんかこれっぽっちも言いません。そいつが言ったことをオウム返ししてりゃいいんですよ。「うんうん、そうだよな、わかるわかる」って言って相槌打ってれば、「お前、わかってんな」ってなるんですよ。

夢とか希望なんかじゃ明るくなれません。5万円の仕事のほうが確実に大事です。結局人間って夢とか希望よりも金なんだなって思います。

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