有吉の栄光から絶望伝説。猿岩石のピーク時代

毒舌王としてテレビで見ない日はない有吉さん。有吉さんといえば、電波少年のヒッチハイク企画で猿岩石として一躍「時の人」となりました。そんな有吉さんの栄光から絶望へ転がり落ちた伝説を紹介します。


■ヒッチハイクで30万のつもりが4,000万!

「電波少年」でヒッチハイクに行く前の給料は5万円だった有吉さん。半年間旅に出ていたので、その間給料を一切使わなかったので、「5万×6カ月=30万」、帰ってきたときに、「30万貯まってるからやった」と言ってたのが、いきなり4,000万円入ってきました。

■お金を貯めるで生き延びた

4,000万円ももらうと舞い上がって、

「これだけ金もらったら遊べるだろ」

「もっといいところに住みたい」

「あれが欲しいこれが欲しい」

とか勘違いしますよね。でも有吉さんは違いました。

「これ、絶対に違うよな」

「これ続かないだろう」

って。だから

「いつ人気が落ちて仕事がなくなってもいいように金貯めとこう」

と有吉さんは考えました。無駄金をつかってる場合じゃないって。結果的にそれで助かったのです。仕事がなくて、給料ゼロでも、なんとか生き延びてこれたのです。

■身の丈より1個下の生活を

ちょっと金まわりがよくなった、給料上がったという理由で、すぐに高い家賃のところに引っ越したりしたらダメです。家賃とか毎月かかるものにお金をかけると、あとで自分の首を締めることになります。有吉さんはどんなに金あるときでも、家賃とか全部合わせても月15万ぐらいで生活をしていたのです。住んでるところも家賃9万円ぐらいのワンルームマンションだったのです。

ちょっと稼いだからって家賃の高いところに移ってはいけません。ちょっと金持ってるから高い車を買ったり、洋服にお金をかけたり、そういうことしてると、金なんかすぐなくなります。それで給料下がったとか、ボーナス出ないとか言って、ローン払えなくて泣くんです。

「俺は金があるんだ」

「自分は大丈夫なんだ」

「金あるからつかってもいいんだ」

なんて思ってはダメなんです。自分に自信なんか持っちゃダメです、絶対に。

「自分はダメだ、ダメだ」

と思うぐらいがいいんです。いつでも自分のことを疑ってかかってるほうがいいのです。1,000円のもの食べられても、500円のものを食べてるくらいにしておかないとダメです。「身の丈より1個下の生活をする」っていうのが大切です。

■猿岩石ブーム終焉のきざし

仕事がなくなる前のお金に余裕があった頃、有吉さんの通帳にあった残高は「7,000万」でした。税金を払うときには仕事がなくなっていたので、貯金を削って払うしかありませんでした。それでごっそりもっていかれて、7,000万があっという間に4,000万ぐらいになりました。毎月毎月通帳の数字が減っていくというのが不安なんです。残高が「100万」になったとき、危機を感じました。「これもうすぐなくなるな」って。「残高100万ってことは、今までひと月に使う金額から計算して、あと1年だな」ってわかるんです。生活破綻まであと1年、「猶予期間はあと1年だな」って。そうすると、「もうすぐホームレスだな」って。それが猿岩石ブームが去ってから7〜8年目のことでした。

■正直、天狗になっていた

猿岩石で人気がピークだった頃は、やっぱり天狗になっていました。急激に人気が出て、いろんな仕事をやって、デカい舞台にも出たり…なんでも知ってるような気になってたんです。自分たちはまだ駆け出しのくせに、ベテランみたいな気になって、

「なんでもできるよ」

って勘違いしちゃってたんですよ。

「こいつ、生意気だな」
「勘違いしてるよな」

とか思われて、嫌なヤツだなと思われると、だんだん使われなくなっていきます。まだ人気あるうちはいいんです、向こうも必要なので。仕方なく使ってもらえるんですけど、いったん人気がなくなると転げ落ちます。嫌われてる分、あっという間に落ちます。それはもう信じられないぐらいのスピードで落ちます。

急激に仕事がなくなりました。
まわりから一切人がいなくなりました。

そこから僕のどん底生活が始まりました。

■見通しが甘かった

人気絶頂のときに、

「このブームは終わるな」

と思ってはいましたが、正直有吉さんもそこまでひどくなるとは思っていませんでした。

「このバブルが弾けてもラジオ1本ぐらいはレギュラーで続けられるタレントではいられるだろうな」

と思っていたのです。それは、甘かったのです。月収2千万からゼロに至るまでは、4年ぐらいでした。給料100万時代が2年ぐらいあって、そこから歩合制になり、あとは転がり落ちるようにどんどん減っていって、月7〜8万円っていうひと桁が何カ月か続いたと思ったら、本当にゼロになったんです。

栄光から絶望までの流れがあったからこそ今があるのだなと再認識させられます。有吉さんのはいあがってきたからこそわかる哲学が知りたい方は、「お前なんかもう死んでいる プロ一発屋に学ぶ「生き残りの法則50」(有吉 弘行)」を読んでみてはいかがでしょうか?

「お前なんかもう死んでいる プロ一発屋に学ぶ「生き残りの法則50」(有吉 弘行)」の詳細を調べる

次の記事

「有吉の絶望時代」

    
コメント