加藤浩次と根本敬とつなぐ点と線

10月5日付の朝日新聞の読書欄で極楽とんぼの加藤浩次が、根本敬「因果鉄道の旅」を推薦していました。

根本敬の「因果鉄道の旅」といえば、特殊漫画家を公言する彼の思想がギッチリと詰まった濃厚な本です。学生時代のどうしようもない友人「内田」をめぐる詳細なレポートなど、読ませるネタが多くあります。

加藤浩次といえば、日本テレビ系の「スッキリ」などワイドショーのMCとして知られるマルチタレントです。しかし90年代には、暴力的な笑いを展開するマニアックな風体をまとった芸人としても知られていました。しかし、根本敬を愛読していたとは意外です。加藤浩次と根本敬をつなぐ線とは何でしょうか。


伝道師はモリマン?

加藤浩次と同時に活躍していた芸人としてモリマンがいます。女性二人組のコンビできわどいシモネタをウリにしていました。

彼女たちはサブカルチャーフリークであり、マニアックな漫画や音楽を享受していたといわれています。実際、宝島社刊行の面白くてヘンな写真が満載の『VOW』シリーズにも登場しています。ひょっとしたらモリマンが加藤浩次に根本敬を伝授したのかもしれません。

影響のチェンバーエコー

加藤浩次は芸人同士の付き合いをあまりしないことでも知られています。しかしモリマンならば、同郷の北海道ですから何らかの接触はあったのかもしれません。一時期は銀座七丁目劇場で共演も行っていました。

狭く濃い空間の中でサブカルチャー的感性が培われたのかもしれません。

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