モリマンとサブカル

90年代末から2000年代のはじめにかけて全国ネットのテレビ番組に、モリマンという女性コンビが出ていました。種馬マンと、ホルスタイン・モリ夫という特徴的な名前を持つ彼女たちは北海道出身であり、きわどい下ネタを披露することでも知られていました。


サブカルチャー好き?

過激なシモネタを披露する女芸人という枠は、現在にも存在しますが、彼女たちが特徴的だったのは、サブカルチャー的なもの、アンダーグラウンドなものが好きであったということでしょう。女性があえて下品なことをするというギャップも、既存の価値観を錯乱させるサブカルチャー的な態度であったといえるでしょう。さらに、彼女たちは、女性として下品なことをやったとしても女性としてのキャラを前面に売り出すことはしませんでした。いわゆる「かわいい」という評価を受け入れなかったのです。

ノイズ聴いていた


彼女たちは実際どれくらいサブカルチャー好きだったのかといえば、ノイズミュージックを聴いたり、サブカルチャー雑誌の名残を残していた「宝島」を読んでいたり、同雑誌から派生した「VOW」シリーズを愛読しているといったことがあったようです。同時期に活躍していた芸人である極楽とんぼの加藤浩が、インタビュー時の推薦図書に根本敬の「因果鉄道の夜」をあげていましたが、もしかしたらモリマンの2人から紹介を受けたものなのかもしれません。

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