ナイツ漫才はテクノ?

ナイツの漫才は、細かいボケが延々と繰り出されていくものです。ボケの塙が繰り出す、間違いフレーズを、ツッコミの土屋が的確に修正してゆきます。その同じリズムが延々と続いていくスタイルはほかの例を見ないものです。


これはテクノ漫才?

ナイツのネタ作り担当である塙は、「傑作音楽シネマ88」(鉄人社)において、自らの漫才を「テクノ漫才」と記しています。この本は、寄稿した人間が自らの思い出の「音楽シネマ」を取り上げるものなのですが、そこで、塙宣之が取り上げていた作品が電気グルーヴのドキュメンタリー作品である『DENKI GROOVE THE MOVIE ? 石野卓球とピエール瀧』でした。

電気グルーヴが参考書?

ナイツの塙は、中学時代に「電気グルーヴのオールナイトニッポン」に出会ったことで、運命の出会いを果たします。電気グルーヴはもちろん、彼らが番組内で紹介していたYMOのCDを買い愛聴していたようです。その後、大学に入り本格的にお笑いを志すようになった時に参考になったのが、電気グルーヴやYMOなどの、同じリズムが繰り返すミニマムな音楽だったといいます。その機会的な音楽を漫才に適用できないだろうかということで、現在のスタイルに行き着いたようです。「ヤホー」に代表されるような、言い間違いや読み間違いなどはワープロの変換機能を参照にしているともいいますから、機械のズレが生み出すおかしみがナイツの漫才にはあるのかもしれません。

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