満島ひかり主演作「Woman」放送開始! 転向女優だからこその魅力とは?

2013年夏ドラマには注目作が目白押しです。なかでも、日本テレビ水曜10時に放送予定の「Woman」は、芦田愛菜ちゃんが注目されたきっかけとなった作品「Mother」のスタッフ、そして、脚本家・坂元裕二さんで制作される話題のドラマです。

主演は、元歌手グループのFolder(のちのFolder5)で、近年は女優として目覚ましい活躍を果たしている満島ひかりさん。ドラマに映画にと、様々な分野で姿を確認することができます。

しかしながら、「満島ひかり? 名前は聞いたことあるけど、よく知らん!」という読者の方も少なからずいるでしょう。そこで、今回は「満島ひかり入門講座」と題して、満島ひかり未経験者に「満島ひかりの楽しみ方」をお教え致します。


女優、満島ひかり誕生の瞬間! 

「いつのまにか出て来た女優さんでしょ?」という満島ひかりイメージをお持ちの方も多いと思います。確かに、最近ではTOYOTAの新CMでもバンバン顔が出てきますし、テレビをちょろっとでも見る方にしたら、ザッピングした途中で偶然見たドラマに出ている女優ぐらいの印象かもしれません。

しかし、満島ひかりさんは沖縄アクターズスクール出身。そう、あの安室奈美恵やSPEEDを排出した事務所出身で、元はFolderというアイドルユニットだったのです。デビュー後、メンバーが脱退し、Folder5になり、そして、そのFolder5も活動休止という結果になります。

「Folder5」ともなれば、その名前をお聞きになった方もあるかと思いますが、彼女が女優になるまでの芸能活動は、端から見ていても紆余曲折に満ちあふれていたと言えるでしょう。そんな芸能生活の転機になったのが、園子温監督の映画「愛のむきだし」だと言われています。

Vシネのような設定、3時間を越える上映時間、クライマックスに訪れるまさかの大感動シーン。そのすべてが「今の邦画界でこんな作品見たことないよ!」と評すことができる映画、それが「愛のむきだし」でした。この作品でヒロインを見事なまでに演じ上げたのが、満島ひかりさんでした。

芸能人としてのイメージを変えてしまうような、ヒロインのキャラクターを、見事に演じていたのです。パンチラを盗撮する主人公の男の子。そして、盗撮されるヒロイン。彼女のパンチラを観客として目撃する度、「満島ひかりは女優」という認識が筆者の脳を占拠して行くのでありました。

昨今の、名作と呼び声高い邦画に出演する女優で、当時の彼女の年齢23歳にして、「思い切りの良さを感じるパンチラ」を披露してくれる人はいるでしょうか。女優になった瞬間を感じられるだけでも、「愛のむきだし」を観て良かった、と筆者は思ったほどです。まだご覧でない方は、まずここから満島ひかりを体験してみてはいかがでしょうか?

歌手から女優へ転向したからこそ、発揮できる魅力

女優の肩書きを背負った満島ひかりは、その後、型にハマらない考え・発言を堂々と世にさらしていきます。その姿は「知名度があるキャスティングなんかで集客や高視聴率を計るのは嫌だ。良い作品をただただ作りたい」と思っている良心的な映画監督やドラマ制作者にとって、とても魅力的に映ったに違いありません。

型にハマらない考えや発言とは、「テレビサイズの受け答え」で無難にこなすテレビタレントではなく、「あくまで女優としての表現」のことです。彼女は、「演じることへの後ろめたさを感じる」「作中の恋人、作中の父親を作中で愛することは、日常生活での本当の恋人や父親に罪悪感を感じる」といった主旨の発言をしています。

歌手としてスタートした芸能人生が、転機を迎え、女優として再スタートした彼女だからこそ、「女優」を客観的に捉え、演じることについて独自の意見を持てたのでしょう。ステレオタイプなコメントではなく、みずからの経験からくる本当の気持ちをさらけ出す女優は、なかなかいません。

歌手活動をしていたからこそ、魅力的な演技を披露してくれる満島ひかりさんの最新ドラマ「Woman」を観る前に、彼女の今までの作品、音楽や映画だけではなく、インタビューなども含めて、どれでも良いのでチェックしておくと、「Woman」での彼女の魅力が多面的に、そして、何倍にもふくれあがって見えること間違いありません。

「月刊満島ひかり」の詳細を調べる

    
コメント