常にONの男! 超人・青山繁晴の魅力とは?

最近、テレビを見ていて、「あ、この人、おもしろい!」って心から思える人物に出会ったことがあるでしょうか? ジャニーズや、ネタをやらない芸人ばかりがテレビで活躍する今日この頃を「あーー、つまらん!」と過ごしている方々は少なくないはずです。

そんな昨今、おもしろい人物を筆者は発見しました。それは、バラエティ番組でもお笑い番組でもなく、ニュース番組でお見かけしたのです! 彼の名は、青山繁晴。株式会社独立総合研究所の社長にして、さまざまなニュース番組や討論番組で発言している、今年で61歳になるオジさんです。

しかしながら、このオジさんがおもしろさったらないわけです! 今回は、テレビに出ている芸人では笑うことができなくなった読者の方に送る「青山繁晴の正しい楽しみ方」をお届けします。


ON OFFの切り替えが全くない青山繁晴

まず、青山繁晴氏はどんな人物なのかを紹介する必要があるでしょう。彼は、民間のシンクタンク株式会社独立総合研究所の社長で、日本で初のエネルギー資源「メタンハイドレート」を研究する傍ら、テレビ・ラジオなどのメディアでも発言する実務家です。

今回は、この「メタンハイドレート」研究や「実務」について、評価をしたり批評をするため、記事を書いているわけではありません。青山氏の実務も実に興味深いのですが、それ以前にこの人間「青山繁晴」の超人ぶりが凄まじいのです。

彼が出演するテレビ番組、たとえば、「たけしのTVタックル」などを見ているとよくわかりますが、討論の相手がどんな肩書きでもどんな人物でも、彼は怒ります! 熱すぎるほどに異議を唱え、激高し、吼えまくります。

この情熱がもっとも冴え渡るのが、CS放送やYouTubeでも見ることができる「青山繁晴が答えて、答えて、答える」という番組です。彼ひとりが、視聴者からの質問にノンストップで答えるというスタイルの番組なのですが、放送時間の半分は「情熱」で成り立っています。

この情熱的怒りは、決してテレビ仕様のキャラクターではありません。以前、ラジオ番組で共演した芸人の水道橋博士氏が、青山氏についてこう述べています。

「とにかく打ち合わせでも、本番と同じ熱量で喋ってるんですよ。隣の楽屋からいつも大きな声が聞こえてきて、ON OFFの切り替えがまったくないですよね、青山さんは」この水道橋博士の言葉が示すように、テレビ用のキャラクターで怒ったり、熱くなったりしているわけではないのです。

純度100%の情熱と怒り

テレビの枠組みに捉われないその性格こそが、実にテレビ的でおもしろいと筆者は感じています。一見、青山氏をテレビで見ると、「自分を良く見せようとして必死な人だな」と感じてしまう視聴者も多いかもしれません。しかしながら、そのような愚かな思いはまったくなく、ただただ純粋に、情熱的に、怒っているのです。

テレビタレントの皆さんは、暗黙のルールと言って良いような見えない共通ルールをしっかり守って、トーク番組やバラエティ番組に出演されています。「オチがない話はしないこと」や「みずからのキャラクターを守りながらトークすること」など、その共通ルールを守ることを筆者は決して非難はしません。しかし、このルールがテレビを予定調和にさせてしまい、結果、おもしろくない番組が増えているのも事実です。

このテレビの現状に、風穴を開けてくれるのは、青山繁晴氏です。「予定調和や台本なんて糞喰らえ!」と思っている彼のその生き方や発言は、実にテレビ的だということです。「どんな発言をしてくれるのか?」「次は何に怒るのか?」「情熱的に喋りすぎて、喋ってる途中で倒れないか?」など視聴者は期待をしながら彼の姿を見てしまうわけです。

青山氏はすでに60歳を超えているのにもかかわらず、視力が3.5であり、腰骨を折ったままでも仕事をしてしまい、がんの手術後安静を要する時期でも講演会で日本各地を飛び回っています。彼の超人伝説はあとを絶ちません。飼い犬に「青山繁子」という名前をつけてしまうセンスもなんとも言えず、魅力的です。新たなテレビスターの誕生、と言っても良いかもしれません。これからの彼の活躍を皆さんも注目してみてはいかがでしょうか?

    
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