コンピューターvs人間、なぜ将棋は人間が強い?

さまざまなボードゲームでスーパーコンピューターと人間の対決が行われています。西洋式将棋ともいえるチェスでは、人間よりもコンピューターの方が強くなっています。しかし日本式の将棋においては、いまだ人間の方が強いといわれています。もちろん、条件によって人間が負けることはあります。しかし、まだコンピューターより人間の思考力の方が勝っています。それは何故でしょうか?


相手のコマを取る

将棋は相手のコマを取ると、自分の攻撃用のコマとして使えることになります。人間の方が将棋が強い理由のひとつはそこだと言われています。相手のコマは、ルールの範囲内ならばどこへでも置くことができます。そのため、チェスに比べて攻撃のパターンが、無数に生まれてしまうのです。さらに将棋は「成」といって、コマの強さが変化することもあります。これもさらに計算を複雑にしています。

将棋は他力

さらに将棋の勝負というのは、自力で勝ち取るというよりは他力な部分があります。攻め入ることによって相手に冷静な判断力を失わせて、失敗を待つというパターンが将棋の勝負方法にあります。もちろん、攻撃を主体とする人や、守りを前提とする人たちもいます。この多様さというべきものも、将棋のパターンを複雑にしているのかもしれません。

コンピューターが進化することによって将棋が人間より強くなるか、というのはこれから先の課題でありテーマであるかもしれません。

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