ボキャブラとは何か?

90年代の代表するバラエティ番組が「ボキャブラ天国」です。ボキャブラというと、90年代末に巻き起こった若手芸人たちのボキャブラブームがよく知られるでしょう。それぞれの芸人たちがアイドル的な人気を博しました。しかし、芸人たちが登場する企画はもともと「ボキャブラ天国」のワンコーナーとしてはじまったものです。


投稿番組スタート

もともと「ボキャブラ天国」は視聴者投稿番組として始まりました。ただのダジャレともいえるフレーズを、再現VTRによっておもしろおかしく演出し流すというスタイルが取られていたのです。「ボキャブラ天国」がスタートしたのは1992年10月です。当初は「文科系語学エンターテイメントのパイオニア」というキャッチフレーズがつけられていました。当初の放送時間帯は、19時半という浅い時間帯でした。のちに、22時という深い時間帯になると、ちょっとエッチな「大人のボキャブラ」コーナーも出現します。視聴者投稿番組の縛りとして設けられていたものが、ペンネーム不可、本名のみ可能という条件でした。単なるダジャレであっても、自分の言葉に責任を持とうということでしょうか。

言葉を面白がる

「ボキャブラ天国」の本質にあるのは、言葉と、言葉の変化を面白がるというものでしょう。80年代にいわれた「ナウい」「ダサい」「シブい」といった新しいフレーズからさらに進化したフレーズを取り上げることによって日本語の進化をリアルタイムで追っていたといえます。大衆が考えた、視聴者投稿という免罪符をつけていたのも良い試みでしょう。

「ボキャブラ天国が再放送できない事情」の詳細を調べる

    
コメント