ダウンタウンの何が新しかったのか?

ダウンタウンというお笑いコンビの名前を知らない人はいないでしょう。ダウンタウンは笑いにおいてさまざまな、革新をもたらしました。すでに松本人志の笑いのセンスなどに関しては細かに分析がなされています。しかし、ダウンタウンの何が新しかったのかという点にはあまり考察がおよんでいません。ダウンタウンの新しさについて考えてみましょう。


特定の師匠を持たない

ダウンタウンは、吉本興業が設立したお笑い専門学校であるNSCの第一期生にあたります。同期にはトミーズや、ハイヒールなどがいます。これまでのお笑い芸人といえば、誰か特定の師匠について、そばで人となりを眺めながら芸を盗むという修行を行ってきました。芸以前に、礼儀作法なども厳しくしつけられます。そのような守旧的な世界にいたのです。しかしダウンタウンは特定の師匠を持たずに芸人としてのキャリアをスタートさせた第一期生ということになります。

ベタを否定する

さらにダウンタウンの漫才はベターというものを、徹底的に否定するところから始まりました。ステージにあがる際も、マイクスタンドに勢いよく走ってゆき、挨拶のつかみから入るといったベタを否定したのです。そのため、横山やすし師匠が、ダウンタウンの漫才を「チンピラの立ち話」と酷評したという伝説も残っているほどです。しかし、こうした、若者の等身大の感覚というべきものがウケてダウンタウンは一躍スターダムにのしあがっていくのです。

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