ひょうたん島なぜ漂流?

名作人形劇と名高い「ひょっこりひょうたん島」が、舞台化されました。「ひょっこりひょうたん島」は井上ひさしが原作を手がけたことで知られています。最初は東京オリンピックの年である1964年から69年にかけて放送されました。その後、1991年からリメイク版が作られます。


なぜ漂流

「ひょっこりひょうたん島」は、海の上を自在に動きまわる不思議な島です。その島の中で個性的なキャラクターが多く登場します。そもそもひょうたん島はなぜ漂流しているのでしょうか?

火山活動のせい

「ひょっこりひょうたん島」が漂流しているのは、島にある火山が噴火したせいです。つまり、マグマの動きによって、島が動いてしまっているのです。地球上の大陸はプレートテクトニクス理論によって、少しずつ動いています。それが極端なスピードになってしまったのがひょうたん島ということなのでしょう。

漂流のイメージとは何か?

「ひょっこりひょうたん島」はユーモラスな作品ですが、永遠に漂流しつづけるさまは、どこか不気味でもあります。この物語の核となる漂流にはどのようなイメージが込められているのでしょうか。実は、ひょうたん島の登場人物たちは、すべて火山の噴火によって死亡してしまっている、死後の世界なのだそうです。そこで子どもたちで、理想の世界を作り上げるというさまが描かれているのです。

終末のイメージ

「ひょっこりひょうたん島」は最初にオンエアされた時代は、高度経済成長期のまっただ中です。日本の明るい未来、輝かしい未来が期待される一方で、公害問題の顕在化や、あるいは詰め込み式の学校教育、受験戦争の弊害などが、そのあとに取りざたされる時代です。輝かしさの反面にある、薄暗さのようなものを「ひょっこりひょうたん島」が抱え込んでいるからこそ、どこかうら寂しいイメージがあるのかもしれません。

「NHKとタモリとグラサン」の詳細を調べる

    
コメント