上岡龍太郎と心霊番組

最近のテレビでは、心霊モノの企画はめったに見られません。しかし、20年ほど前まではさかんに行われていました。


夏の風物詩

毎年、夏になるとテレビでは心霊モノの企画が多く放送されていました。芸能人が怪談話を披露したり、視聴者から投稿されてきた心霊写真を解説する企画などです。納涼企画ということでひんぱんに行われていたのです。

さらに、霊能者が直接心霊スポットへ行き、除霊を行うといった企画も行われていました。テレビではやらせなどがよく行われていることは知られていますが、「全部作り話だよ」とクールに身構えつつも、こわごわした気持ちで見ていたものです。

反オカルトの急先鋒

そんな中で、心霊企画を安易に取り上げる姿勢をテレビ局の問題も含めて批判していた人物がいます。2000年で芸能界を引退した上岡龍太郎です。

上岡は自身が司会を務める「探偵ナイトスクープ」において除霊を茶化すような企画が取り上げられた際「ふざけるのはいいが、結論をはっきりさせろ。テレビはお化けや霊の存在をきっちり否定しなければならない」と激怒し、収録の場から帰る事件を起こしました。

その他の番組でも、霊能者と鋭い舌戦を繰り広げることもありました。

この批判的な態度の背景には、信心深かった彼の母親が病気にかかった時、霊能者などが現れて寄ってたかってお金を取ろうとしたという苦い記憶に由来しているようです。

    
コメント