昔の紅白の視聴率はすごい?

2017年12月31日に放送された『第68回NHK紅白歌合戦』の視聴率が、第1部が35.8%、第2部が39.4%となり、2部は歴代でワースト3の数字となりました(ビデオリサーチ調べ・関東地区平均)。
ウッチャンナンチャンの内村光良を総合司会にむかえ、今年秋に引退を表明している安室奈美恵が登場するなど話題性も十分だっただけに、NHKとしては不本意な数字であるのは確かでしょう


昔の視聴率は?

テレビ不況がさけばれる現在にあって、40%近い視聴率は脅威といえますが、それでも「紅白」の数字としては物足りないかもしれません。かつてはどれだけすごかったのでしょうか。

『NHK紅白歌合戦』は1951(昭和26)年から毎年放送されている名物番組です。歴代最高視聴率は1963(昭和38)年に記録した81.4%です。これは現在も行われているビデオリサーチ社の関東地区平均の数値です。その後、1980年代前半までは視聴率は70%前後を推移していました。視聴率は1%でも100万人が視聴しているといわれており、実に7000~8000万人が同じ番組を観ていたことになります。

しかし、その後も視聴率の下落は止まらず、1989年の第40回大会からは、1部2部制が導入され、数字は50%前後を推移しました。最近では視聴率が40%を切る回も少なくありません。

どういう番組だった?

当初は2部制は1部にはアイドルやロックバンドなどの若い世代に受ける人たちを配置し、2部には渋めの演歌や歌謡曲の重鎮を配置するといった構成が取られていましたが、最近はあまり当てはまらないようです。さらに近年では、裏番組の“ガキの使いの笑ってはいけないシリーズ”や“格闘技中継”などが話題を集めるようになり、視聴率が裏番組に食われつつあります。今後も「紅白」の視聴率はさらに下がってゆくかもしれません。

    
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