NHKとタモリとグラサン

タモリさんが、紅白歌合戦の司会を断ったことが話題となっています。戦後70年の節目となる年に、1945年生まれのタモリさんが総合司会となれば話題性は十分だったでしょう。しかし、事前に情報が漏れてしまったことがトラブルとなってしまったようです。


タモリとNHK

現在はタモリさんはNHKでは『プラタモリ』などのレギュラーを持っています。しかし、もともとNHKとは縁遠い存在でした。タモリさんは、サングラスをかける前は、アイパッチをしてテレビに出ていました。これは、幼い頃に片目を失明しているためです。しかし、テレビに出始めの頃は、事情を知らない視聴者から、アイパッチやサングラスをかけている姿を「視聴者をバカにしている」「ふざけているのか」といった抗議が来たそうです。それだけテレビに出ている人は、清廉潔白であるべきだという意識が強かったのでしょう。別の見方をすれば、それほどテレビを熱心に見てくれている人がいた時代ともいえます。さらにタモリさんは、密室芸などを手がけていたためダーティなイメージもつきまといます。NHKとの組み合わせはまずないものだったのです。

紅白に抜擢

しかし、そんなタモリさんが、1983年に『第34回NHK紅白歌合戦』の総合司会を務めます。それまではNHKのアナウンサーが総合司会を務めていたため、タモリさんは芸能人で初めての総合司会となります。お固いイメージだったNHKが、タモリさんを起用したことで、視聴率は70%を超えました。前年度に初めて70%を割っており、起死回生策としてタモリさんが起用され、見事大成功と相成ったのです。今年も、低迷が続く紅白の対策に、タモリさんのブッキングがなされていたのでしょう。実現しなかったのは残念でなりません。

タモリさんが今年度の紅白の司会にブッキングされていたものの実現しませんでした。タモリさんは30年ほど前も、NHKの紅白総合司会を担当しています。アナウンサー以外で初の総合司会でした。

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