海外における昔の「紅白」事情

『NHK紅白歌合戦』は、年度末の恒例番組といえます。「紅白」を見ることによって、今年の流行歌を知り、思わぬサプライズ演出に感動して、1年間を振り返ります。今は視聴率が落ちつつありますが、かつては視聴率80%を超えるオバケ番組でした。


海外において

そんな「紅白」は海外在住の日本人にとっても大切な番組でした。今は、国際放送でどこでも映りますが、かつてはオンタイムの視聴はできませんでした。そのため、海外在住の日本人は、お正月に各国の日本大使館に集まって「紅白」を観賞するのがならわしでした。

貴重なテープが発見

「紅白」の映像は、1963(昭和38)年以降の映像は存在していますが、ほとんどが白黒です。そのような中で、1970(昭和45)年の第21回大会の「紅白」のカラーフィルムがアルゼンチン大使館で発見され話題となりました。日本の「紅白」がフィルムにダビングされ、それが飛行機によって遠き南米の地まで運ばれたのです。この地域は、日本人はもちろん、移民として渡った日系人も多く住む地域です。地球の裏側で、日本の年度末の行事に思いを馳せていた人たちがいたのです。

    
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