偶然を装ったテレビ番組にもリハーサルは必ずある現実

テレビでは必ず、リハーサルをします。偶然を装ったテレビ番組にもリハーサルは必ずあるのです。この視点でテレビ番組を見ると、面白い世界が広がってくます。


■リハーサルが存在するテレビ番組

とある朝の番組で、びっくりするシーンが放映されました。女子アナが1人のおじいさんにマイクを向けました。

「ここに並んでいるのは、なんの行列なんですか?」

そう聞くと、おじいさんはムッとした表情になり、

「さっき言ったじゃねえか。何度言わせれば気がすむんだよ!」

慌てふためく女子アナ。

「これ、本番ですから…」

と女子アナは戸惑いました。このようにテレビではインタビューする人にも事前にリハーサルを行うのです。肖像権がある以上勝手に撮影できないため、これは仕方がないことなのです。テレビ画面で突然声をかけられ、驚いて振り向いている人がいても、信じない方がよいでしょう。

■特に面白いのが食べ歩き番組

おいしい料理店を紹介するの食べ歩き番組は特にリハーサルが顕著です。番組に出演しているタレントさんが、

「さて、このお店に入ってみましょう」

と暖簾をくぐります。すると、お店のご主人は、いきなりの訪問にもかかわらず

「いらっしゃい」

と暖かく迎えてくれるのです。すでに店の撮影許可を取っているので、突然入ったわけではありません。すべてが事前に打ち合わせずみのことなのです。それよりも気になるのは席に座るエキストラです。有名タレントが突然お店に入ったにもかかわらず、お客さんたちは誰一人として驚く様子がありません。カメラが入っているのに、全員が振り向こうともしません。まったくのノーリアクション。

さらにタレントが店の雰囲気などを話しているのに、黙々と食事を続ける姿はシュールで面白いですよね。偶然、その場に居合わせた本当のお客さんにお願いして撮影することもありますが、「映りたくない」「嫌だ」と拒否するお客さんも出てくるので、あらかじめエキストラを呼んでおく必要があるのです。これをやらせと言う人もいますが、番組演出として必要なことなのです。

偶然を装ったテレビ番組にもリハーサルは必ずある現実受け止めてテレビ番組を見ると面白いかもしれません。

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