鳥肌実の地上波伝説

鳥肌実という芸人がいます。90年代末から、演説芸が話題となり、カルト的な人気を誇っていました。鳥肌実のスタイルは政治団体のアジテーション風のスピーチに乗せて、支離滅裂な内容を喋るというもの。その過激な内容からテレビ出演はできない放送禁止芸人といわれていました。そんな彼が一度だけ地上波に登場したことがありました。


10分だったはずが‥

鳥肌実が出演したのは、2001年の1月1日の早朝にオンエアされた「21世紀の主張」です。浅草キッドが司会で、さまざまな主張を持った人たちが登場するというふれこみで、鳥肌実が登場したのです。観客のいない屋外のセットで、ひたすら演説芸をはじめる鳥肌実。ところが、とある宗教団体の名前を出した途端、突如としてCMが入り、その後、彼の姿は二度と見られませんでした。のちに鳥肌実自身が語ったところによれば、オンエア予定は10分間の予定だったが、4分ほどでCMへ突入してしまったそうです。

コンプライアンス重視?

昔のテレビは今よりも過激だったとはよく言われていることですが、その時代であっても鳥肌実はオンエアには不向きだったのかもしれません。鳥肌実が出演した番組は、年末から年始にかけてぶっ続けで放送する長時間番組「年越しサンバTV(38時間テレビ)」の一貫でした。夜中とはいえ元旦の早朝にこうした番組を流していたのは驚きです。

    
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