視聴率が低い「平清盛」がなぜ面白いのか解説してみる。「平清盛」から考える視聴率問題:前編

視聴率が10%と低迷している大河ドラマ「平清盛」。主観的な意見ではありますが、筆者は毎週楽しみに見ています。また、周りには「平清盛」が面白いと絶賛する人も多いのです。ここに、視聴率問題があると考えています。今回は、視聴率問題の前になぜ大河ドラマ「平清盛」が面白いのか解説します。


■政治背景が面白い!

平清盛が過ごした平安時代は非常に複雑な権力背景があります。「朝廷」、「貴族」、「寺社」「平氏」、「源氏」など様々な権力派閥があります。平清盛が属する平家は武士ですが、この時代に絶大な権力を持っていたのは「朝廷」でした。ひとつ判断を間違えれば、権力がなくなってしまう駆け引きが楽しめるのも大河ドラマ「平清盛」の特徴です。武力だけを持っていれば勝てる世界ではなかったのです。そんな中、あの破天荒だった平清盛が登りつめていく様は、今までの大河ドラマとは一線を画しており、地味ながらも毎回楽しみになるのです。

■脇役俳優人が熱い!

平清盛の父である平忠盛を演じる中井貴一、平清盛の叔父である豊原功補、源義朝の父である小日向文世など数々の脇役が熱い演技を見せています。第23回で軒並み死んでしまいましたが、一門であっても争ったり、それでも家族としての絆もありで死刑のシーンでは思わず涙してしまうほどでした。ただ、これから演者が若者にシフトしていくので、ここからどうドラマを盛り上げていくかが楽しみでもあります。

■wikipediaを読んでもわからない!

平清盛が面白い理由は、今や大抵の情報は手に入ってしまうwikipediaで検索をしても文字だらけでさっぱりじだし背景が理解できないからです。テキスト情報だけでは理解することが難しい時代背景や人間模様がきちんと解説されていることも大河ドラマ「平清盛」の面白さといえます。

次回は、視聴率がもはやきちんと機能していないのではないか?という問題を紹介します。

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