テレビ番組内でモザイクが映るのはなぜか?

テレビ番組を見ていると、自動販売機にモザイクがかかっていたり、大きな企業のロゴマークがボカされているといった場面をよくみかけます。なぜテレビ番組内でモザイクが映るのでしょうか?


■スポンサーへの配慮が最優先

とあるドラマの撮影で、屋上ビアガーデンのシーンがありまた。カメラリハーサル前の打ち合わせで、監督やカメラさんがとある大企業のロゴマークを凝視していました。テレビ番組の撮影では、スポンサーのロゴが目立つように、気をつかって撮影は行われています。このように撮影では社名の入ったものには異常なほど気をつかっているのです。

ライバル会社のロゴが画面に映り込んでいたら、スポンサーからクレームをつけられ、最悪の場合、スポンサー契約を打ち切ると言われることになってしまいます。番組の制作費を出しているのはスポンサーです。しかし、現在ではいたるところにメーカー名が溢れているため、テレビ番組のスタッフは神経質にならざるをえないのです。

■路上の自動販売機はメーカーが分からないようにする

路上の自動販売機はメーカーがどこか分からないように映す、エキストラを販売機の前に立たせて撮影したりもします。もし役者が自動販売機でジュースを買う機会があったら、そのメーカー名を見てみると面白いでしょう。架空の企業名になっている場合もあるからです。もしメーカー名が堂々と見えていたら、それはその番組のスポンサーと思って間違いありません。

また、テレビ撮影時には、大きなロゴ入りのTシャツやジャンパーなどは避けるのが鉄則です。エキストラの服装に地味なものが多いのはこういったスポンサーに対する配慮なのです。

スポンサーへの配慮がテレビ番組内でモザイクが映る原因でした。こういった視点でテレビ番組を見ると別の楽しさがありますね。

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参考書籍

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