岩波文庫の秘密

岩波文庫は岩波書店が発行する文庫です。ジャンルは日本文学や外国文学にとどまらず、哲学や経済学など人文社会科学系のラインナップが豊富なことでも知られています。教養書といわれる書籍を文庫の価格で手軽に手に入れられるものとして、学生を中心にヒット作となりました。


ページごとに設定

岩波文庫はページごとに価格が設定されています。その単位は100ページです。岩波文庫が創刊されたのは、1927年、昭和2年のことです。この時は、100ページにつき20銭の単位を設定していました。内容や著者に関係なく、100ページ20銭という求めやすい価格を維持していたのです。当時の物価がどれくらいかといえば、えんぴつが1本1銭、あんぱん1個が3銭、映画館の入場料は40銭でした。岩波文庫は、格安というわけではありませんが、映画2本分くらいの値段なので、バカ高いというわけもないでしょう。

今はいくら?

現在、岩波文庫はページごとの価格設定はとりやめとなっています。ページごとの価格設定が残っていた1980年代はじめは、100ページにつき100円という価格設定がなされていました。1ページ1円なので、とてもわかりやすい値段設定でした。

電子書籍も

現在は岩波文庫は紙の本だけでなく、電子書籍版も販売されています。夏目漱石の「こころ」や、芥川龍之介の「羅生門」、ドストエフスキーの「罪と罰」など、日本文学、外国文学の名作を中心におさめられています。これからますますラインナップが充実してゆくでしょう。

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