あなたにも襲っている「ネット依存症」の恐怖

電車に乗ると、ほとんどの人が携帯やスマホの画面を見ているような状態。確かに、即座にコミュニケーションを取るには非常に便利ですが、仕事の効率や生活、リアルの人間関係にも影響してしまう「ネット依存症」の危険性が問題となっています。


■「ネット依存症」の症状とは?

ネット依存症の最たる症状は「自分の意思でインターネットをやめることができない」ということ。仕事や日常生活でインターネットは欠かせないツールで、ネットゲームをして遊んでいるとしても、ある程度時間を費やしていたり、他の用事があったりすれば、その場で止めることもできるのが普通です。しかし、ネット依存症になってしまうと、自分でコントロールが利かなくなり、ネットを使っていないと不安になってしまうといった心理状態に陥ってしまうのです。

■原因となるものは携帯・スマホなどネットにつながる全て

ネット依存症は、単にインターネットを長時間使用していることだけでは、依存症とは言えません。しかし、長い時間使っている中で、それが辛く厳しい現実から逃れる手段になり、やがて離れられなくなってしまうことが問題なのです。自分の生活を振り返って、必要以上に長い時間、ネットを使っているようなことがあれば、意識して離れてみることも必要かもしれません。学業や仕事に支障が出てしまったり、友達づきあいよりもネットを優先させるというようなことになってしまうのは危険です。

■「ネット依存症外来」も登場、必要に応じて専門医の診察も

韓国でもネット依存症の患者が急増していることを受け、特に子どもに対して、強制的にネットを使えないようにするなどの対策が行われているそうです。日本では、まだ数少ないですが、成城墨岡クリニックと久里浜医療センターで、ネット依存症の患者さんに対する診察を行っています。自分や、周囲でネット依存症なのではないか、という心配があれば、こうした専門医を訪ねてみるのもいいかもしれません。

ネットゲームやチャットに夢中になってしまい、「廃人になる」と表現することがありますが、「これではいけない」と自覚できるうちは、まだ大丈夫だと言えそうです。仕事であっても、長時間ネットばかり使っているなと思ったら、リフレッシュするためにも少しパソコンの前から離れてみてはいかがでしょうか。

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