ネット検索に頼らない人物調査

仕事や勉強などにおいて、人物の調査をすることがあります。検索エンジンにその名前を打ち込めば情報が出て来るでしょう。しかし、外国人の場合は、スペルの読み方に複数の方法があるため、うまく検索できないこともあります。誤変換予測などでフォローされることもありますが、完全ではありません。そんな時に役立つのが『西洋人物レファランス事典』(日外アソシエーツ)です。政治外交軍事編と経済産業編、美術編、音楽編など幅広いジャンルにわたって編纂がなされていますのでまずはジャンルから絞り込んで、そこから名前へ至るといった検索が可能です。事典に載るような人物だけでも、これだけ多くの人がいることには驚きでしょう。世界は広い、さらに西洋の歴史の深さを思い知らされます。


さまざまな手段で検索が可能

本書はさまざまな手段で検索が可能となっています。スペルがわかっている場合にはアルファベット順による検索ができますし、一方で音のみがわかっている場合にはカタカナから検索ができます。それぞれの人物の項目には、事典や辞書ごとの表記の違いなどが記されているため、どれがもっとも妥当なものかも判断がつくでしょう。さらに生没年も、複数の辞書の記述が記されていますから、どれを採用すればよいのかがわかります。

収録事典を網羅

さらに本書は、複数の事典の項目を集めたものですから、いわば事典の事典というべきものです。ある人物について調べたいのだけれども、どれに当たればいいのかわからない、どこに載っているのかわからないと迷った場合にはまず手にとって見ると良いでしょう。ネット検索ではない、情報へのアクセスの方法を知ることによって、歴史に対する理解が深まってゆくのです。

    
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