Facebookはなぜ生まれたのか?

世界最大のSNSであるFacebookはなぜ、そしてどのように生まれたのか?創始者マーク・ザッカーバーグはFacebookをどのように考えているのか?これらの疑問をひも解きながら、マーク・ザッカーバーグの言葉とともに、Facebookの歴史をご紹介します。


■Facebookの登場

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2004年、Facebook創始者であるマーク・ザッカーバーグはハーバード大学内で女子学生の顔を比べて勝ち抜き投票させる「フェイスマッシュ」というFacebookの前身となるゲームを始めました。きっかけは女の子と遊びたいからです。「フェイスマッシュ」は大学内で問題になり、マーク・ザッカーバーグはハーバード大学で半年間の保護観察処分を受けました。その後、マーク・ザッカーバーグは、Facebookを作り、1週間足らずでハーバード大学の学生の半分が登録し、3週間後には登録者6,000人を超えました。これがFacebookの始まりです。

Facebookの登場により、匿名の群衆ではなく、実名の個人がインターネットの主役になりました。Facebookが誕生した2004年、日本ではちょうどGREE、mixiが生まれた頃です。日本版Facebookは、mixiなどの既存SNSの影響により、2008年から公開されました。

■「Facebook」vs「Google」

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Facebookが登場する以前は、ウェブ情報は、Googleが起点となっていました。Googleが目指すのは世界中のWebページを集め、「検索」を軸にユーザーが求める答えを提供することです。対して、FacebookはGoogleのパラダイムを変え、友人同士が情報を教え合い互いに求める方向へ進めています。また、Googleはコンピュータが世界中の情報を支配すると考えていますが、Facebookは、人類がテクノロジーを支配すると考え、一番「人」を大切にしています。

ザッカーバーグの考えはこの言葉にもよく表れています。
「情報は、今後必ずボトムアップで上がってくる。なぜなら、人に見せたい情報とそうでない情報があるから。Googleが勝手にストーカー行為をしているのとは違って。」
「Facebookが目的とするのは自分たちの世界がどうなっているか、それを知る力を高めること、そのために必要な情報をみんなに伝えようということ」

Facebookは「人」を中心とした情報整理を現在も進めています。

■Facebookが与えた影響

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Facebookの登場によって、匿名の群衆から実名の個人がインターネットの主役となり、「仕事の自分と、プライベートの自分を異なるように見せる時代」は、終わりを告げようとしています。 しかし、実名制度であるFacebookでは常にプライバシーが批判の的となっています。

プライバシー問題についてもザッカーバーグはこのように語っています。
「プライバシーのことでずっと批判の的になることは覚悟している。だが、これが正しい方向だと僕たちは確信している。」
「プライバシーの問題は常にある。しかし誰もが未来の成功を保証することは出来ない。しかし誰かがやらなければ未来は開けない。激烈な競争社会では何もやらないことは失敗と同じである。 」

Facebookはプライバシー問題と戦いながら、サービスを続けています。

■Facebook創始者マーク・ザッカーバーグ

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Facebook創始者マーク・ザッカーバーグは、2010年、経済誌フォーブス誌が発表した「世界で最も若い10人の億万長者」の第1位に当時25歳の最年少でランクインし、推定総資産額は約40億ドルとされる人物です。億万長者であるマーク・ザッカーバーグの、最大の成功要因は、「目的が金ではないこと」。意外に思えるかもしれませんが、Facebookを面白いプロジェクトにするほうが儲かるビジネスにするよりずっとマーク・ザッカーバーグにとって重要でした。Facebookが何よりも大切であり、Facebookにとって不利益になるものはマーク・ザッカーバーグにとってはどんな存在であれいらないほどです。また、過去何度も提案された買収話にもマーク・ザッカーバーグは応じることはありませんでした。Facebookは心底熱くなれる生涯最高のアイデアだったからです。

ザッカーバーグは自信を持ってこのように語るのです。
「僕のゴールは職を得ることじゃない。クールなものをつくることだ。」

普段何気なく利用しているFacebook。その背後にあるFacebookや創始者であるマーク・ザッカーバーグの歴史を知るとさらにFacebookが楽しくなるのではないでしょうか?

    
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