これでHTML5のすごさがわかる。「ウェブ進化 最終形 "HTML5" が世界を変える」

最近HTML5って言葉よく聞きませんか?単語はよく聞くけれど、「HTML5がスゴイ」といった程度の話を聞くだけで、実際何がすごいのかよく知らない、という人も多いのではないでしょうか。Webを専門に仕事をしているような人でなければ、調べてみても「カタカナばかりで何を言っているのかなんのことかサッパリ!」なんてことがあるかもしれません。今回は今更、人に聞けないHTML5という単語を紹介している1冊をご紹介します。

「ウェブ進化 最終形 「HTML5」が世界を変える(小林雅一)」

ではHTML5が一体どんなものであるかを紹介した上で、従来までのHTMLとの比較や、HTML5の導入によって変わることを説明し、日本のメーカー企業のソリューションとしてHTML5を提案しています。

少しHTML5について見ていきましょう。


■HTML5のスゴイところ

そもそもHTMLとはウェブ構造を記述するコンピュータ言語のことです。これまでのHTMLのバージョンでは、ページの設計を行うのみでしたが、「HTML5」では、旧バージョンとは異なり、ページの設計のみに留まりません。なんと、HTML5を共通基盤として産業が再構築されることになれば、情報端末から自動車、家電までウェブを介して連携できるようになるのです。

これによりネットを生かした高機能家電の市場が激変します。日本のメーカーはこのチャンスを逃さないように、というのが著者の意見です。

■米大手IT社の動向

アップルではHTML5をFlash排除のいい契機と捉え、その推進に好意的です。Googleではウェブの基盤としてHTML5を選択し、Microsoftでも、Internet Explorer9にHTML5を盛り込みました。このように、各社で、HTML5を受け入れる体制が出来上がっています。

■日本メーカーを救うかもしれない

ハード追求型の日本メーカーはハードからプラットフォーム主体に移行する動きについていけず没落しました。けれども、HTML5による標準化が進めば再び日本メーカーが躍進する可能性もあります。

様々なハードに、インターネットの機能が追加されていく中で、そのハードの開発の部分を、日本メーカーが請け負うことができるようにするのです。

例えば、ソニーでは、ソニー・インターネットTVをプラットフォームとしてグーグルTVを採用し、Googleと共にアップルを迎撃する体制を整えました。

将来、家電から自動車までネットの機能が当然のように搭載されていく中で、Appleは主力商品を絞り込むリスクがあるため、組んでやっていくには不安があります。ですが、Googleはハードが苦手という状況なので、日本メーカーが付け入る隙はあるはずだと著者の小林雅一さんは著しています。

こちらはHTML5推進派の立場の方の著した一冊でした。そのため、HTML5の将来性について書かれていました。ただし、テレビなど家電の標準化は海外企業の国内進出を許すので慎重な態度が必要な場合もあるかもしれません。

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