パソコン通信の草創期にあった草の根BBSとは?

現在はあらゆるパソコンやネットワークで接続されていますが、その前はパソコン通信が主流でした。さらに、その前は個人が運営する草の根BBSが存在しました。


電電公社の壁

当時は、電話回線に電話機以外のものを接続することが法律で禁止されていました。そのため、パソコン通信に必要なモデムは接続ができなかったのです。

そこで考え出されたのが音声カプラーです。これは音声によって文字や数字などの記号を送るものです。電話番号を音で表現して、それを鳴らすことによりプッシュする手間を簡略化できるアイテムもありました。コンサートのチケットを取るために何度も電話をかける時に重宝したようです。

音声カプラーによってパソコン通信のコマンドを送ることでコミュニケーションを取っていました。受話器とカプラーの位置がずれると正しく動かないこともしばしばでした。

料金の壁

草の根BBSは、個人が開設している掲示板です。そこに電話をかけることによってネットワークの接続が可能でした。当然、その間は電話は繋ぎっぱなしです。他の電話がかかってきたならば、回線が切断されてしまいます。そのため草の根BBS専門の電話回線を増設する人もいたようです。

基本的に利用料金はすべて無料。草の根BBSの解説者の善意によって成り立っていたのです。

当然、常時接続をしていれば電話料金が膨れ上がってしまいます。そのため回線をつないでデータをダウンロードして、切断後に内容を読むといった行為も行われていました。

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