アートをキーワードでとらえる

アートは、今ブームといえます。ネットワークや機材の発達により、誰もが気軽にアートっぽいものを作ることが可能となったためです。さらに、アートは解釈をする側によって成立するという要素もありますから、作品をどうとらえるかも必要な視点だといえるでしょう。現代の教養の必須科目ともいえるアートを理解するには、そのキーワードを知る必要があります。


キーワードでとらえる

そんなアートを理解するにあたって最適な参考書が『美術手帖2017年12月号』(美術出版社)です。本号の特集では「これからの美術がわかるキーワード100」としてとりあげられており、欧米と日本・アジアにおける美術批評と動向が総論として語られています。こちらを読めば、今アートはどのような場所に立っているのか概略をつかむことが可能でしょう。さらに、近年出現している美学・美術理論、メディウム、写真、テクノロジー、展示会・キュレーション、美術館・インスティテューション、保存修復、アートマーケット、社会とアートといったそれぞれのキーワードごとに専門家による解説もなされています。

アートをどう売り出すか

ここにあげられたキーワードで特徴的なのはアートの解釈はもとより、それをどう売り出して社会へ還流してゆくかといった視点に重きが置かれているというところです。コミュニケーション手段としてのアートを学ぶにあたっても最適な一冊となるでしょう。

    
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