円環の世界に触れる

円環は人類が古来より好んで用いてきたデザインです。そのような円環のモチーフをたっぷりと収録した本がマニュエル・リマ著、三中信宏・手嶋由美子翻訳による『THE BOOK OF CIRCLES:円環大全:知の輪郭を体系化するインフォグラフィックス』(ビー・エヌ・エヌ新社)です。


円環はどう描かれてきたか?

本書に収録された円環のモチーフは様々です。天体であり宗教的なモチーフであり、あるいは地球を描いた地図であったりと、多くのデザインがあります。その分野は文系理系を問わずあらゆる分野に頻出し、円環と人類の切っても切れない関係を明らかにしています。

世界中から集められた

本書には世界中から集められた300点にもおよぶ詳細で色彩豊かな図版があります。円環は世界のどこかから広まったものではなく、同時多発的に生じたものだといえるでしょう。なによりも、そこにあるのは人類の生活とともにある円環のモチーフたちなのです。

なぜ惹きつけられる?

本書を眺めていると、どのデザインも凝っており、それでありながら円環の基本を逸脱することはありません。そもそも人はなぜ円環に惹きつけられるのか。そのような素朴な疑問も生じるロマンチックな本であるといえるでしょう。

    
コメント