ナンシー関と棟方志功

ナンシー関といえば、テレビ番組や芸能人に関して鋭い視点からツッコミを入れるコラムを執筆する人として知られていました。さらに文章とともに、消しゴムで掘られた似顔絵版画も作成しています。ナンシー関はコラムニストであるとともに、消しゴム版画家としての顔も持っていました。

青森県出身

ナンシー関は青森県出身です。青森で版画といえば、棟方志功が知られています。代表作としては、一気に掘り上げたといわれる「二菩薩釈迦十大弟子」などが知られているでしょう。そのため、青森県では図工の時間に版画教育に力を入れていたといわれています。ナンシー関の、消しゴム版画のルーツもそこにあるのではということがまことしやかにいわれてきましたが、本人はそのことは否定しているようです。

青森とサブカル

ナンシー関は、青森県にいながら、「ビックリハウス」や「宝島」といった80年代のサブカルチャー雑誌を耽溺していたようです。さらに「ビートたけしのオールナイトニッポン」をテープに録音して、次の放送まで繰り返し聴くといったことも行っていました。地方にいながら、雑誌やラジオといった、テレビではないメディアから発せられる、既存の価値観とは異なるサブカルチャー的なトピックを全身に受けて、ナンシー関その人が作られていったと見ることができるでしょう。

    
コメント