緊張するなんて言ってられない! 初対面で相手と打ち解ける会話テクニック

春は出会いの季節。人事異動で新たな環境に出向いたり、新しい取引先を訪ねたり……と初対面の人と接する機会が多い季節です。しかし、初対面での会話はつい緊張してしまう、と苦手としている人も多いですよね。そこで、『「嫌われたかも!?」と心配にならない話し方のルール』(植西聰・著)より初対面での会話のポイントをご紹介します。


●基本は笑顔、そして相手の名前を覚えること

人間には、「初頭効果」という第一印象によってその後の物事の良し悪しを決めてしまう心理作用があります。ある説によると、人は出会ってから7秒で相手の第一印象を決めてしまうと言われています。この初頭効果を有効に活用するための基本は、初対面の人と会ったとき、会話よりも先に笑顔で接することです。笑顔によって緊張した空気を緩和し、その場の雰囲気を和ませましょう。

また、名前を呼ぶというのも実は大事なポイント。初対面の相手だと名刺を交換したにもかかわらず、相手の名前が瞬時に思い出せずに「おたくさま」「あなた」と呼んでしまうことが結構あります。そこで名刺を交換したときに名前をすぐに覚え、相手をきちんと名前で呼びましょう。名前で呼ばれると相手は自分自身の存在感が高まり個性が尊重された気分になります。また、自分も実際に相手の名前を声に出すことで次回会ったときにも名前を思い出しやすくなります。

●「最近の出来事」で場を和ませ「相手の事前情報」で距離を縮める

初対面の人と話を弾ませるには、相手が一言返しやすい話題を投げかけましょう。その際のネタは、「今日はあたたかいですね」「もうすぐゴールデンウィークですね」などといった最近の出来事を口にしてみましょう。自分がこういえば、相手も必ず返事を返してくれますし場が和みます。

場が和んだところで、次は相手との距離を縮めていきます。相手との距離を縮めるテクニックとして、事前に相手の情報を収集しておき、それを口にするというものがあります。初対面で交換をええる人はこの方法に長けていて、「新潟県のご出身だそうですね。新潟のどのあたりですか」「グラフィック・デザインのお仕事をなされているみたいですね」などと口にします。

こう言われると、人は「この人は私に関心を寄せてくれている」という思いが強くなり、相手に交換を持つようになります。結果、心を開いてくれます。

また、それに伴って自分の情報も相手に伝えていくと、「この人はどういう人なんだろう」という相手の警戒心を解くことができ、更に打ち解けられます。

以上のことを意識していけば、つい緊張しがちな初対面というシチュエーションも乗り切ることができます。別れ際には、笑顔で丁寧に「私のために貴重な時間を割いていただきありがとうございました」と伝えましょう。こうすれば、次回会うときは更に仲が深まっていくはずです。

皆さんの春の出会いが、良いものとなりますように。

同じ本の記事

「脱・コミュ障! 気まずくならない会話術」の詳細を調べる

    
コメント