「今でしょ?」の林先生は、言葉選びの名手! 伝えるための言葉の紡ぎ方とは?

今、テレビで見ない日はないと言って良いほど、引っ張りだこの人気予備校講師・林修先生。「いつやるの? 今でしょ」という決め台詞を、私生活で職場で使ったことがある読者の方も少なくないのではないでしょうか? 

一方で、その露出から、「もういいよ!」と内心辟易している方ももしかしたらいるかもしれまんせん。しかしながら、林先生の生き方を見ることで、「なるほど、人気者になるだけのことはある!」と筆者はその魅力に虜になってしまいました。

林先生を知ることで、あなたも更に魅力的になることだろうと思います。今回は、林先生の生き方、考え方を紹介します。あなたの魅力に磨きをかけてみてはいかがでしょうか。


林先生の言葉選び

林先生のギャグとも化している決め台詞「今でしょ!」。この言葉が有名になり、流行語大賞を獲るかもしれないほどの人気ワードになる理由を林先生の話を聞いてみるとよくわかります。

それは、TBS系列で放送中の「情熱大陸」にて、ご自身の読書好きについて話してらっしゃった時でした。学校の国語の文学の授業では、文学者の名前とその作品名を羅列されるだけで、まったくその作品の魅力や文学者の考え方を知ることができず、眠たい思いと戦ったという記憶しかない読者の方は多いでしょう。

しかしながら、小説について語る林先生は、数ある日本の文学者をこう分類されました。「文学者はふたつに分かれます。“モテる文学者”と“モテない文学者”です」この分け方、そして、このキャッチーなネイミング。受験生の興味をひかせながら、大学受験に勝つ現代文の授業をしている先生の技術が、炸裂していると筆者は感じました。

わかりやすさが伝えてくれる意味

また、林先生は現代文の解法を「デートプラン」に例えます。「今日は二回目のデートだ。今日のゴールは彼女とのキス! と決めておいて、そこに向かってデートを始めたら良いんだ!まずは、笑顔で会い、映画館で手を握り、ごはんを食べて、最後の別れ際にキス! 現代文の答え方も同じで、結論をまず決めておいて、そこに向かって答え始めれば良い!」実に明快な言葉と、キャッチーなたとえに予備校生の目は教壇に釘付けになっていました。

この林先生の考え方、言葉選びは、筆者も含め、みなさんも多いに使えるのではないでしょうか? たとえば、仕事でのプレゼンテーションがあったとき、実に素晴らしい企画でも、言葉選びが悪ければ企画の質以下のプレゼンテーションしかできません。彼女の父親に初めて会うとき、交際を認めてもらうには彼女への誠意をお父さんにもわかってもらわなければ、いくら彼女を思っていてもお父さんはその交際を許さないでしょう。

筆者が感じた林先生の魅力は、わかりやすさにあります。もちろん、わかりやすいものがすべて良いという訳ではありません。地道に理解しなければ本当の良さはわからないでしょう。

しかしながら、あなたの思いを他人に伝えたり、他人の心を動かすには、わかりやすさが必要なときもあるのです。その際、役立つのは「言葉選び」ではないでしょうか? そして、その言葉の「キャッチーさ」ではないでしょうか?
言葉を尽くして、自分を他人に理解してもらうことも大切です。

しかしながら、その一言一言が意味を持たない空虚な言葉ならば、いくら言葉を紡いでも心には響かないでしょう。林先生の言葉は、一言一言が実に明快で、おもしろい意味が込められています。

少ない言葉でも、あなたが意味を込めて発した言葉ならば、それは必ず人に届き、心を動かすはずです。テレビでは「今でしょ!」と言う姿しか見ることがない林先生ですが、その言葉の裏には予備校講師としての意味が込められているのです。これからちょっと違った見方で、林先生をご覧になってはいかがでしょうか? 

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