一発逆転! 泣き落としよりも効果的な説得術

銀杏の匂いが秋の訪れを知らせてくれる10月。
4月から新しい部署に所属して半年経ったものの、上司との相性がすこぶる悪く、ひとつの企画を通すのにも一苦労……
そんなビジネスマンに救いの手を差し伸べるのが、「戦略的、めんどうな人の動かし方」。
50通りある説得方法の中から、今回は面白そうな戦略を5つ紹介しちゃいます!


◆マキコミ作戦

「自分事化」という言葉をご存知ですか?

他人事と思っている限り人は動かないので、なんとかして「自分のこと」と思わせることが大切です。自分事として考えてもらうために必要なキーワードは「We」で、「“私たち”でやってみましょう!」という言い方が効果的。しかし、「We」を多用すると責任の所在がわからなくなってしまうので、「あなたにやって欲しいことはこれです」と「You」を持ち出すところまで話を進めましょう。

◆やまびこ作戦

腰が折れるまで繰り返し頼んでも、上司がなかなか動いてくれないときにはこれ。ひとまず上司を説得するのを諦め、上司の周りの人から説得します。同僚が味方になってくれれば勝利は目前。会議室で、廊下で、飲み会で、挙句の果てにはトイレの中で、「あの件、どうなりました?」「あの企画、いいと思うんですけど……」と周りの人に言われれば、上司も動かざるを得ないでしょう。自分がよしとしない企画でも、周囲の評価が高ければ良い企画として思い直してくれるかもしれません。

◆前例作戦

新しいことをはじめるには、どうしてもリスクが生じてしまうものです。そして、責任ある立場にいる人であればあるほど、そのリスクから回避したいが故に、目新しすぎる企画に対して慎重になってしまうものです。
そこで必要になってくるのが、「前例」です。前例があれば、結果もある程度予測できるようになるので、上司の首も縦に動くこと間違いなしです。
ただし、あまりにも「前例」があり過ぎると、斬新さに欠ける企画とみなされOKをもらえなくなってしまうこともあるので、加減が重要です。

◆君はどうしたいの? 作戦

こうしたい、ああしたいという自分の希望ばかり貫くのではなく、上司の考えを探る作戦。上司に「あなたであれば、どんな企画を出しますか?」と素直に聞くことで、提案している企画の何がNGなのか、逆に上司はどんな企画をよしとするのか、今まで見えていなかったものが見えてくるようになるでしょう。
「俺ならこうする!」と上司に言わせることによって、本人が動いてくれることもあるので一石二鳥です。

◆沈黙の艦隊作戦

一生懸命言葉で説得するよりも、時には頑として黙ってしまった方が効果的なときもあります。多くの人が沈黙に慣れていないため、静けさに耐え切れなくなった上司から話を切り出してくれるでしょう。「この企画でいきます!」と言い切ってぐっと押し黙ることで、あなたの意気込みに感心し、OKを出してくれるなんてこともあるかも。
ただし、この戦略を頻繁に使ってしまうとただの頑固者になってしまうので要注意。使うべきタイミングは慎重に選びましょう。

頭が凝り固まった上司に泣き寝入りする日々を過ごしていた、そこのあなた!

涙よりも強い説得方法がここにあります。

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