デートに使える!? どちらを選んでもYESになる催眠テクニック「ダブルバインド」とは?

「ダブルバインド」という催眠テクニックを知っていますか? 催眠術だけでなくデート、セールスなど幅広く使えます。それでは、どちらを選んでもYESになる催眠テクニック「ダブルバインド」について紹介します。

ダブルバインドとは

ダブルバインドとは、統合失調症などの治療をしていたグレゴリー・ベイトソンの「ダブルバインド理論」を元にしたテクニックです。どのようなテクニックかを理解するために、ある男女の一連の会話をでみていきましょう。

ダブルバインドを利用した会話例

男性は、女性のA子ちゃんをなんとか食事に誘いたいと思っています。そこで、成功率を高めるためにダブルバインドという手法を使います。どこで使っているでしょうか? 男:A子ちゃんって、よく外食とかするの? 女:うん。おいしいもの食べたりするの、結構好き。 男:そうなんだ〜。どんなところによく行くの? 女:そうねぇ、イタリアンが好きだからよく行くの。 男:そうなんだ〜。オレリアンっていうイタリアン知ってる? マジ絶品だぜ! 女:えっ、知らない。 男:そうなの? 人生だいぶ損しているよね。A子ちゃんは、もしそこへ行くとしたら、土曜日と日曜日だったら、どっちが都合いいの? 女:土曜日は用事があるから、日曜日かな。 男:了解、じゃあ日曜日にしよう! 7時ぐらい現地集合で大丈夫かな? 女:うん、大丈夫! どこでダブルバインドというテクニックを使ったか、わかったでしょうか? 答えは「A子ちゃんは、もしそこへ行くとしたら、土曜日と日曜日だったら、どっちが都合いいの?」という部分です。 「土曜日か日曜日、どっちがいい?」 この一連の会話を見てわかると思いますが、一見A子ちゃんに選択させているようですが、イタリアンのオレリアンに行くかどうかの同意を求める場面はないのです。この場合、どちらを選んでもオレリアンに行くことを同意してしまうことになります。普通の会話であれば、まず、 「オレリアンってお店いいって聞くからさ、一緒に行かない?」 と同意を得てから日にちを決めるわけです。ただ、それだとA子ちゃんは行くか、行かないか、つまり「YESかNOか」を選択するわけです。そうなると確率は50%です。そこで同意を得るというプロセスを飛ばし、「NO」という選択肢を消して、どちらを選んでも「YES」になる選択をさせるのが、ダブルバインドという手法です。

どちらのもYESになる選択肢を用意する

ダブルバインドのポイントは、同意と選択の順番が逆だということです。普通はオレリアンに行くという同意を得てから行く日にちを決めるのですが、そのプロセスを逆にして、日にちを選択させることで、行くことを自動的に同意させたのです。 人は、何でも自分で選びたがる生き物。強制されるのを極端に嫌う生き物です。そこで選択肢を与えるのですが、その選択肢はどちらを選んでも「YES」になるような選択肢を与えて選ばせるのが、ダブルバインドというテクニックです。

セールスでもよく使われています。

ダブルバインドは、セールスの現場でもよく使われています。 「お支払いはクレジットがよろしいでしょうか? 現金がよろしいですか?」 「もし工事をするとしたら、月曜日と火曜日ならどちらがいいですか?」 といった具合に選択をしている幻想を与えるのです。そしてどちらを選んでも契約もしくは購入となるのです。

ダブルバインドを成功させるコツ

ダブルバインドを成功させるコツは、会話の最後の決め手で使うことがポイントです! このように催眠テクニックを利用すると対人関係やビジネスで様々な利点を得ることができます。ダブルバインド以外にも催眠テクニックを覚えたい人は、「人の心を操る催眠術ブレイン・ハック」を読んでみてはいかがでしょうか? 「人の心を操る催眠術ブレイン・ハック(中井英史)」の詳細を調べる