なぜ人は催眠術にかかるのか? 潜在意識の力とは?

絶対自分は催眠術にはかからない! と思っていても催眠術で人は操られてしまいます。なぜ、人は催眠術にかかるのでしょうか?


顕在意識と潜在意識

催眠術にかかる理由を知るには、人の意識がどうなっているかを理解する必要があります。実は、人の意識には「顕在意識」と「潜在意識」という2つの意識があります。顕在意識が建前で、潜在意識が本音と考えましょう。潜在意識と顕在意識はよく「氷山」に考えるとわかりやすくなります。

タイタニックが氷山で沈没したように、表に出ている氷山は、ほんの一部でほとんどが海の中にあります。表に出ている氷山の一角が顕在意識で、海の中に沈んでいるのが潜在意識です。それでは、顕在意識と潜在意識について詳しく見ていきましょう。

顕在意識

顕在意識では、意識できることを行なっています。

人の話を聞く
考える
行動の決定
状況判断

のように、考えて行なうことができる意識的なことを、たくさん実行しています。これが顕在意識です。

潜在意識

一方、潜在意識は意識できない無意識下にあるものです。しかし、人生や生活に大きく影響を与えています。例えば、呼吸はふだん意識して行なっているわけではありません。毎日同じことを繰り返している事柄は、特に意識をしなくてもすることができます。

歯磨きや通学通勤は、ボーッとしながらでもできるのではないでしょうか。また、欲求や欲望は勝手に湧いてくるものですし、喜怒哀楽などの感情も勝手に出てくるものです。これらは、潜在意識から出てきています。

潜在意識が90%?

顕在意識と潜在意識の割合は、顕在意識が10%、潜在意識が90%と言われています。この数字から潜在意識の力がいかに大きいかがわかります。

例えば、ダイエットのように「わかっているのにやめられない」ということはないでしょうか? 食べなければダイエットできることはわかっているのに、誘惑に負けて食べてしまう。ダイエットがうまくいかない理由も、顕在意識と潜在意識との力で説明できます。

「食べる量を減らそう」→顕在意識(攻撃力10)
「食べたい」→潜在意識(攻撃力90)

となっています。しかし、本音部分である潜在意識のほうが力が強いため、意識できる顕在意識は簡単に負けてしまうのです。10の力と90の力では、顕在意識は簡単に負けてしまいますよね。

悩みを解決する「催眠」

では、どうすれば顕在意識と潜在意識を綱引きさせずに、悩みを効果的に解決することができるのでしょうか? 実は「催眠」を使うと悩みを解決できます。それは催眠術の仕組みに秘密があるのです。

催眠術にかかる仕組み

催眠術にかかる仕組みを理解しましょう。意識できる顕在意識と無意識の潜在意識の間にフィルターがある様子をイメージしてください。

顕在意識
ーーーーーーー(フィルター)
潜在意識

このフィルターは、通常の意識状態では潜在意識に暗示が入ることをブロックして、跳ね返してしまうのですが、催眠状態が深まるほどに、フィルターを通りやすくなり、潜在意識に暗示が届きやすくなります。

例えば、催眠術師が「椅子から立てない」と暗示を入れるとき、通常の意識状態ではフィルターによって跳ね返されてしまい、潜在意識には暗示が入りません。催眠術にかけられる人も「そんなわけないよ」と思ってしまうことでしょう。

しかし、催眠状態が深まった状態では、このフィルターを通って潜在意識へと入りやすくなります。そうすると、頭では「そんなわけないよ」と思いながらも、潜在意識に「椅子から立てない」という暗示が入り、実際に椅子から立てなくなってしまうのです。

このように、人が催眠術にかかってしまうのは潜在意識に暗示が入りやすくなるからです。もし自分に催眠術をかけることができれば自分の思い通りに人生が変えられると思いませんか? 「人の心を操る催眠術ブレイン・ハック(著:中井英史)」を読むと自分に催眠をかけ思い通りに人生を変える方法がわかります。

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