意識高い系は悪なのか?

意識高い系、という言葉がいわれるようになって久しいです。どちらかといえば、ネガティブ、揶揄的な意味合いでこの言葉は使われています。


意識高い系は悪いのか?

意識高い系と聞いて思い浮かぶ内容はなんでしょうか。SNSでの積極的な情報発信、海外ボランティア体験、交流会の主催、常にポジティブ思考‥‥‥‥一見すると自分を高めるこれらの行為は良いことのように思えます。ですが、それを批判的に考察した本が常見陽平による『「意識高い系」という病:ソーシャル時代にはびこるバカヤロー』(ベスト新書)です。

ネットの圧力

著者は、意識高い系という言葉や意識がどこから生まれたかを考え、ネットの影響を見出します。学生たちはネットを通じて社会人はもちろん、ベンチャー企業の社長などと簡単に通じ合えます。ただの学生が企業の社長に会うことなど、これまで不可能だったものがネットで簡単にできてしまうのです。さらにネットはいくらでも捏造「盛り」が可能です。小手先のセルフブランディングばかりに意識をとらわれて本質を見失っているのではないか。そうした当たり前の危機感を著者は持ち「ソーシャル時代にはびこるバカヤロー」という副題を付けたのでしょう。

    
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