どこに行っても愛される人の秘密はちょっとした“ひと工夫”にある

職場でも家庭でも友人の間でも、どこに行っても愛される人はなぜ愛されるのか? それは、人に喜ばれるちょっとした“ひと工夫”ができる人だからです。

周りのほとんどの人がやっていないことだけど、やろうと思えば誰でもできる、料理の隠し味のような“ひと工夫”。そのちょっとした違いが、愛される人と普通の人との差となってあらわれます。

24年間、秘書・セレクタリーの経験を積んできた今蔵ゆかりさんは、著書『みんなに必要とされている人の「ひと工夫」の習慣』の中で、明日からできる愛される人の“ひと工夫”を多数紹介しています。


■時間は命

文字通り、時間は誰にとっても貴重で大切なものです。だから、どんな時も相手の時間をムダにしないように意識すること。たとえばメールのやり取りでは、できるだけ少ない回数で済むようにします。実は、社会人の1日の時間のうち25%がメールに費やされているというデータがあるくらい。これは少々大げさかもしれませんが、メールのやり取りが減れば、時間を節約できることは間違いありません。

そこで、やり取りが1往復で済む“ひと工夫”。それは、できるだけ箇条書きにして情報を盛り込むことが大切です。よくある約束の日時を決めるメールなら、「いくつかの候補日時」「所要時間」「場所」「準備しておくもの」は必須です。必要な情報があることで相手は判断しやすく、お互いの認識のズレもなくなり、少ない回数のやり取りで物事が運ぶようになります。

これは、打ち合わせや会議でも同じこと。必要な情報はすべて事前に準備しておけば、「では、○○については次回に持ち越しで」という状況を避けることができます。

■すべての終わりを美しく

一緒に仕事をしていてストレスを感じず気持ちよく仕事ができると、また「この人にお願いしたい」「また一緒に仕事をしたい」と思われます。たとえば、依頼していた書類の期限が近づき「そろそろ確認の連絡をいれようかな?」と思っていると、絶妙なタイミングで「○○日の午後、書類をお送りしました。どうぞご確認ください」と連絡が入る。

こちらが「どうなっているのかな?」「期限までに届くかな?」といった不安やストレスを感じることがありません。さらに、最後に“ひと工夫”加えると完璧です。到着したころを見計らって「無事お手元に届きましたでしょうか? 改善点などございましたら遠慮なくお申し付けください」という連絡。

相手が納得いくまで丁寧に確認をとることによって、信頼度はグッと高まります。「終わりよければすべてよし」という言葉がありますが、終わりをきちっと締めることによって、相手に好印象を与えることができます。

■余裕を持った振る舞いができる

同じくらい能力がある2人の部下がいたとします。一方は「いつも余裕のある表情で淡々と仕事をしている人」、もう一方は「仕事はきちっとしているんだけど、いつも忙しそうで余裕がないように見える人」。

もし、あなたが仕事をお願いする立場だったらどちらにお願いするでしょうか? 当然、答えは前者でしょう。どんなに忙しくても人前では決してそれを見せない。それがプロであり、相手への配慮です。この安心感を与える振る舞いが愛される秘訣です。

でも、それだと仕事をどんどん任されてしまうのでは?と心配になる人もいるかもしれませんね。もし、キャパオーバーの依頼が来た時は、今は手一杯で依頼を受けるとかえって迷惑をかけてしまうかもしれないことを伝えます。大事なことはお互いが有益になるような建設的なNOにすること。

日本人には特に多いのかもしれませんが、あるアンケート調査では50%の方がNOと言えないと答えたそうです。ですが、はっきりと断る勇気を持つことが、お互いのためになることもあると覚えておいてください。

実はこうした“ひと工夫”ができている人はほんのひと握り。だからこそ、この本で紹介している“ひと工夫”を毎日の1つでも実践していけば、周りの見る目はどんどん変わっていきます。その小さな積み重ねが“愛される人”になる秘訣です。

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